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Hope for eccentric 3 ページ25

放課後。事前に住所を聞いておいたため、影片くん達の家へと向かう

その前に。


「深海先輩。一緒にきてくれませんか?」

「……『しゅう』の『いえ』、ですか〜?」


噴水で例に漏れずぷかぷかしていた先輩に、声をかける。

彼と同じ、奇人の一人として。


「俺は斎宮先輩との繋がりが薄すぎます。
……説得の、救済の材料が少なすぎる」

「それでぼくも、ですか。……わかりました。『しゅう』も、ぼくとおなじように、すくわれてほしいですから」


“ぼくとおなじように、すくわれてほしい”か。

深海先輩は……本当に、救われたと思ってくれているのかな。


「……じゃあ、行きましょうか」

「はい〜」


ざぶっと噴水から出てくる先輩。
……せめて、タオルで拭いてから行きません…?



*****



教えられていた住所の家の前まで行くと、待っていてくれたのか笑顔で手を振ってくる影片くん。

そして俺の隣にいる人物を見て、首を傾げた。


「ん? ……あ、アンタ確かお師さんと同じ奇人の…」

「はい〜。しんかいかなたです」


ニコニコ笑って告げる深海先輩に、警戒心を持てなかったのか、影片くんも笑う。


「あ、お師さん今部屋の中にいるんよ。案内するな〜」


勝手知ったる家……という訳でもないが、すいすいっと割と豪邸である家に入り、部屋へと向かう。

そして俺と、しっかり水気をタオルで拭った後である深海先輩もそれに続いた。


──やがて、一つの部屋の前に辿り着く。


引きこもった人を相手にするのは、月永先輩と逆先くんに続いて3人目だ。
しかし……彼がそう簡単に、話を聞いてくれるだろうか。



だが──その心配は、すぐに打ち砕かれることとなる。

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(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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