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流星ブルーの誕生 1 ページ20

彼の声に気づいたのは、本当に偶然だった。

五奇人の最後を見届けた後、やりきれない気持ちを払拭するかのように、守沢先輩が言ったのだ。


──ようやく完成した名乗りを、聞いてほしいと。


本来なら三毛縞先輩と三人で考えていた名乗り。もう彼はいないけれど、悲しさを表に出すことはなく、彼は笑いながらそう告げたのだ。


だが、流石に今の学院の中では、名乗りを聞く気分にもなれない。
五奇人の最後を、嬉しそうに見ていた輩とは、同じ空気を吸いたくもない。


……きっと今頃は、日々樹先輩は天祥院英智と共にいるのだろうか。
新しい『fine』に入るために。彼が何故その決断をしたのかは、俺は分からないけれど。
でもきっと…必要なことなのだろうから。

そして、逆先くんも、青葉つむぎと接触しているのだろうか。
唯一奇人の結末をハッピーエンドにするための台本を……燃やし尽くしながら。


「……海にでも行かないか?」


そんなことを考えていると、守沢先輩が俺に提案してきた。
──確かにこの黄昏時には、海の周辺は人が少ないだろう。
そこなら周りを気にせずにいられる。


「いいですね…。じゃあ、行きましょうか」

「ああ!」



──そしてそこで俺達は、悲痛に泣き叫ぶ未来の“仲間”と出会ったのだった。

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(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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