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ヒーローと出会った 3 ページ15

でもまあ……ちょっと先輩は暗いよなぁ…。


「先輩に失望なんて絶対にしませんよ。──俺の、大事な先輩なんですから。
何があっても、先輩の味方です。だからそんな……ヒーローに不釣り合いな、悲しそうな顔は止めてください。」


……そんな表情しないで。
今俺がここにいる意味は、紛れもなく、貴方のためだから。
大事な人から、大好きな人からもらった命で、俺は貴方を救いたいんだよ。


──俺に、正義を教えてくれた、貴方だから。


「……すまない。俺は……弱いな」

「…先輩は強いですよ。ヒーローになる意思があったから、一人流星隊に入った。
そこで開花できなくても、スタントマンを続けて…決して諦めなかった。
先輩は、強いです」


その台詞で、ようやく彼は顔をあげる。
……ストーリーでも、人前では滅多に見せなかった、涙を流しながら。


先輩が、いずれ後輩達に、仲間に。
沢山……たぁくさんするように、俺は彼を、咄嗟に抱きしめた。


というか抱き上げる。


「流星レッドは最強なんですよー! だから、先輩は最強なんです!
今はまだ、足りなくても。一緒に……強くなりましょう」

「こ゛と゛わ゛り゛ぃぃぃ……!!」

「わっ、ちょっと先輩! ヒーロー……っていうかアイドルにあるまじき顔してますよ!」


──久しぶりに、こんなにハイテンションになった。
久しぶりに、こんなに笑った。


やっぱり、あの子がいなくなった俺の心を、少しでも救ってくれるのは……流星隊だ。先輩だ。


「ねぇ、先輩!」

「な、なんだ!?」


ようやく先輩を降ろし……ニッコリ笑う。
──前から考えていた、一つの案を伝えるために。


「流星ブルーに、誘いたい人がいるんです!」

「新たな仲間か…! あ、もしかして、深海奏汰か?」



………んん?

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(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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