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その様子を見てた女子達は口々に「素敵。」と呟く。
ハ「…なんか涙モノが流行ってるなぁ。皆、何ですぐに泣けるんだ？」
『まぁ、草履が見つかったのは良かったじゃん？』
女子達の反応にハルヒは困惑し、私は肩を竦める。
……と言うか、ハニー先輩、意外と筋肉質だった。
抱き上げた時には態度に出さなかったけど、見た目に似合わずそれなりに重かった。
私の胸部くらいの背丈なのに、ズッシリしてた。
『ふむ、侮れないな。』
それなりに武術を学ばせてもらった人間として、これは直感だけど解る。
ーー…ハニー先輩、何かしら武道をしてる。
それは昔からの血の気の多い本能からか、敢えて答えは出さないけど……。
いつか、手合わせをしてみたいなと思った。
馨「暁も高級和菓子いる？」
『うわっ！馨！』
唐突な馨の登場に、私は思わず仰け反った。
何故か私は頭に腕を乗せられ、頭上からぬっとキレイな和菓子が差し出された。
『……ありがと。』
突き返す理由も無かったので受け取ると、女子達が「暁くんも和菓子が好きなの？」と興味津々に質問する。
『ん〜…特別好きって言うか、私の“家族”が大の日本好きなので。』
受け取った和菓子を見つめ、私は小さく微笑む。
すると、掌の上にもう一つ二つと同じ和菓子が乗せられる。
環「お母さんにはナイショだよ。」
『いや、こんなに貰っても食べきれないから。』
いそいそと環先輩が和菓子ピラミッドを築いていき、私は流石に何個か返却しておく。
ーー…その時、何処からか視線を感じた。
振り返ると入り口の方で扉を盾にして、こちらの様子を窺う女子が一人。
明るく長い茶髪、同色の大きな瞳。
……あれ？あの人、どっかで……。
脳裏に誰かの面影が過り、私は首を傾げた。
ーー…そして数秒後、その強烈な出来事を思い出して考えるより先に零さんの元へ。
零「おや？四條君、どうかしましたか？」
『……緊急事態。』
おそらく死んだ目をしてるであろう私に、零さんは微かに表情を強張らせる。
多分、残党が攻め込んで来たとでも思ったのだろう。
…しかし、それより厄介な事態だ。
「いやぁ！触らないで！この偽物っ！！」
遠くから、環先輩の情けない悲鳴と大きな物音が聞こえる。
「貴方が王子様的存在だなんて信じられませんわ！！！！！」
『何で
バレンタイン特別企画！【セリフだけでシチュエーションを考えろ！！】(オチなし！勢いだけです！)→←15
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斑にゃんこ先生 - なるほど ログイン出来たおりに登録を 夢と現実 現実であり夢 希望 色々興味深く読ませて頂きました 生活感のあるのもいいなぁ (2021年7月28日 1時) (
レス) id: 329a49738f (このIDを非表示/違反報告)
斑にゃんこ先生 - こんばんは コナンのはふむふむ登場人物が一致しました さて 本編はれんげの出現でわちゃわちゃになるのかな？ (2021年7月25日 21時) (レス) id: 329a49738f (このIDを非表示/違反報告)
斑にゃんこ先生 - こんにちは♪ 桜欄を知らないわたくしは 花より男子を思い浮かべたりしながら 楽しんでます ハルヒちゃんかわいいですね (2021年7月24日 15時) (レス) id: 329a49738f (このIDを非表示/違反報告)
四條暁(プロフ) - 斑にゃんこ先生さん» こんばんはー！お疲れ様です(^^ゝ課題は終わったので大丈夫ですよ！今回もコメントありがとうございます(*’ω’*) (2021年7月19日 0時) (レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
斑にゃんこ先生 - こんばんは今は課題に頑張ってるかしら 女性だとバレて あっコナンの名前とか出てきたりで 頭に浮かびます 桜蘭も知ってればよかったなぁ (2021年7月19日 0時) (レス) id: 329a49738f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四條暁 | 作成日時：2021年2月5日 5時
