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思うに ページ12

「ロックハートに怖がられている?」

「そうなんですよね。私、特に何もしてないんですけど」


1日の授業が終わり、アニメーガスをマスターするべく、Aはスネイプの研究室に来ていた。


「我輩が思うに、貴様の溢れ出る魔力のせいではないか?」

「魔力が? えっ、でもあのロックハート先生に分かるものなんですか?」

「一応アレでも、ベテランだからな。我輩は薄くしか、貴様の魔力は感知出来ないが」


ロックハートに懸念される理由は分かった。だが分からない事が増えた。


「魔力高いなら、何で呪文が使えないんでしょ?」

「そんなものは知らん。ダンブルドアに聞けばよかろう。
さぁ、始めるぞ」


スネイプはこの話をさっさと終わらせたいとでも言う様に、強引に話を断ち切る。


まぁここで分からないのに、話していても仕方ないしね。


気持ちを切り替えて、Aはなりたい動物をイメージした。




練習から10分経ち……。


「貴様、何だその尻尾は」

「え、あれ?」


中々上手くいかないと項垂れていると、スネイプはAのスカート辺りを指差した。


スカートの下から、尻尾がはみ出ていた。


それを見てAは……。


「あ、ティラノサウルスの尻尾だ! やった!!」

「貴様、マシな動物になれとあれ程言っただろう!!」

「意識すると、尻尾動きますよ! ちょっと違和感ありますけど。
凄いな、ファンタジー世界なんかで出てくる獣耳とか尻尾を持つ人達ってこんな気分だったんですね!」


結局Aは、スネイプの説教で辞めざるを得なかった。


ちなみに尻尾は、意識するとその場で掻き消えた。

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設定タグ:ハリーポッター , , トリップ   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:カプチーノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shazam03271/  
作成日時:2020年6月14日 8時

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