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33話 ページ37

「おいナルト!はぐれるんじゃねーぞ!」
「わかってるってばよ!」
「あーん、サスケくん待ってーっ!」

近くの木のそばをナルトたちが歩いていた。

どうして!?どうしてナルトたちがここに!?
まずい、あの子達をかばいながら手負いで戦って、勝率はほぼ0…!

ハッとした時にはもう遅い。私の意識が一瞬大蛇丸から逸れたのをこの人が見逃すわけがない。

大蛇丸は気付いた時にはすでにクナイを構えて目の前に立っていた。

「甘いわね……そんなんじゃ、なにも守れやしないわ。可愛い弟たちも…うちはイタチもね」

そういうと、クナイを大きく振りかぶり、私の胸から腹にかけて大きく斬りつけた。

血がドクドクと流れ出し、応戦しようとするも視界がぼやけてなにも見えない。
足元の小さな小さな石に躓いて、ただ倒れこむことしか出来なかった。

「あなたはかわいそうね……もし生きてたら、またすぐに会えるわ」
「ま………まって……」

必死に手を伸ばすが、背中はどんどん遠ざかっている。

嗚呼、私はここで死ぬのかな…
このまま誰にも見つけてもらえなければ、間違いなく死ぬだろう。

ナルトやサスケは、大丈夫かな……
イタチに、もう一度会いたい……会いたいよ…

だんだんと意識が遠のき、なにも分からなくなると、私は意識を失った。

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紗菜 - 続き、待ってます。 (2022年12月13日 23時) (レス) id: c2a2213ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ワス - 応援してます(˘ω˘ ) (2022年2月7日 9時) (レス) @page47 id: f51baff03e (このIDを非表示/違反報告)
がー(プロフ) - もう大好きです!絶対続編読みたいです!もうやばいで大好きいいいいいいい!!! (2019年9月26日 0時) (レス) id: 8eb0f6b23c (このIDを非表示/違反報告)
センカ(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます!おもしろいと言っていただけて本当に嬉しいです!とてもやる気が湧いてきました! (2019年6月14日 19時) (レス) id: f204811481 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。とても面白いです。更新頑張ってください! (2019年6月13日 7時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:センカ | 作成日時:2018年10月21日 18時

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