不義 ページ9
「じゃー次は俺がハイジャックしちゃおうかな。あ、そこのCAさん、君は俺の人質ね。そこ座って動かないで。パイロットに緊急着陸とかしないでちゃんと目的地に向かうよう伝えてくれる?」
解放されたと思ったらまた人質になってしまった。でも、何故?そういうことをしそうには見えなかったけど。そう思っていると、坐さん…だっけか。ハイジャック犯に最大限の注意を払いながら言った。
「きっとお主が下手に動いてまた人質に取られるのを防ぐためでしょうな。もし臨也殿が危害を加えようとするならば、その前に某が臨也殿の息の根を止めます故、ご安心くだされ。」
なるほど。つまり折原臨也は泥をかぶって私を助けてくれる正義の味方か。でも、他の人から見たら…その真逆だろう。下手したら、このハイジャック犯よりもたち悪く思われているかもしれない。というか、それ以前にほぼ何もしていないとはいえ、普通に犯罪だ。何故世間の敵になってまで私を…?
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はい、ちょっと恋愛っぽくなった…かなあ?この話と前の話のタイトルを対にしてみました。
正義から悪、不義になったけど…?今後の展開に期待しましょう。
その前の英語のタイトルは…思いつかなかったんです。いや、でもね?ハイジャックの語源はアメリカに多かった名前がジャックだから、適当な車にハイ!ジャック!と叫んだら高確率で止まり、その隙に車を盗むという手口であるという説があるんですよ!だからね?まあ、その…
ふざけてすいませんっした!
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空白@不定期浮上(プロフ) - 私も令和になってからハマった憐れな女です… (2020年4月30日 21時) (レス) id: 015a9f265e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけべん | 作成日時:2020年1月6日 9時