相談 ページ19
ひまりちゃんに呼び出されてついて行ったら、臨也さん以外の3人が居た。大体予想はついている。
「Aさんは折原臨也のこと、どう思ってる?」
…やっぱりか。私は臨也さんのこと…
「私は臨也さんが好きです。皆さんにとっては嫌な人、それ以上かも知れないけど、私にとってはヒーローで、憧れで、初恋です。」
「…そう。私は折原臨也が嫌いだけど、それは人間より上に立ってるみたいで、することも全部人じゃない最低な生き物みたいだから。あいつが人みたいに恋したのなら…あいつが人になれたのなら、私は応援する。」
ひまりちゃんは大人だな。坐さんはやめた方がいいって言うのかな。
「某は人様の恋には口は出しませぬが、臨也殿と恋するならば、覚悟が必要だとおもいますな。」
「はい。承知の上です。」
「臨也殿は恋をした相手の為ならば、悪となり得る。仲間も、家族も、世界すら敵に回してまで、手に入れようとするでしょうな。それでも臨也殿を愛することが出来るのでしょうな?」
「…もちろんです。世界が彼を嫌っても、私だけは好きであり続けます。世界から見たらどうしようもない悪でも、私にとっては紛れもない正義です。私のことを救ってくれたのは他でもない臨也さんなんですから。」
「そこまで決心が堅ければ何も言いますまい。」
あとは遥人君。
「僕は臨也さんもAお姉ちゃんも大好きだし、お似合いだと思うよ!臨也さんとAお姉ちゃんが一緒になっても僕と会えるよね?」
「もちろん!いつでも会うよ。」
「なら、僕はいいよ!がんばってね!」
意外とあっさりだったな。あの時の言葉が嘘じゃなければ私ねの恋は叶うんだな。でも、臨也さんのことだからな…
「心配いりませんぞ。飛行機に乗った時から、臨也殿の様子がおかしかった記憶が某にあります。先日の言葉は本気かと。」
エスパー?まあいいや。坐さんが言うなら。
「…がんばります。」
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100hit達成!やったね!ありがとうございます。
お話の方はあと2話3話4話…もうすぐ終わる予定ですのでよろしくおねがいします。
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空白@不定期浮上(プロフ) - 私も令和になってからハマった憐れな女です… (2020年4月30日 21時) (レス) id: 015a9f265e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけべん | 作成日時:2020年1月6日 9時