戦闘 ページ18
…とまあ、そんなことがあったわけで。坐さんは、あの子が好きというところには触れなかった。とりあえず今は、Aちゃんを追うヤクザ(笑)の相手をしなければ。なんで(笑)かって?(笑)だよ。あいつらなんて。久々に飛んだり跳ねたりしたし、昔みたいに若くない俺でも結構余裕なんだから。リハビリに丁度いいね。かなり前の話だけど、偽の粟楠会が出現した頃があったね。たぶんそいつらみたいなものだろう。自分がヤクザと名乗って、元同僚ちゃんたちが騙された。元同僚ちゃんたちは相手がAちゃんだけだと思って、ヤクザ(笑)に簡単な仕事だと伝えただろう。つまり、故意や偶然が重なって、お互いがお互いを騙し合うことになったわけだ。結果として、両方俺の手によって計画は完全失敗だね。
「いやー、見た目がいかついだけで全然強くなかったね。坐さんに居てもらう意味なかったよ。」
「…今考えれば何故貴殿のそばに居たのでしょうなあ。臨也殿なんかよりも遥人殿やひまり嬢、A嬢のほうがよほど心配だというのですが。」
「なんかって、酷いなあ。いいや、まず3人の所に行こう。多分ひまりちゃんに教えた場所だ。
」
行ってみたら予想通り。声を掛けたら気づいた。
「終わったよ。もう心配ないと思う。」
「何回も助けていただいて、本当にありがとうございます。」
「いやいや、今回は俺が悪かったようなものだし、それに好きな人を助けないわけないだろ」
「……え…?」
つい口に出してしまった。ひまりちゃんと坐さん、Aちゃんが目を見開いた。遥人君は聞いてなかったらしく、何があったの?というような顔をしている。
「ははっ いや、忘れて。」
本音だからジョークとも言えないしな。本当に久しぶりだ。恥ずかしいと思ったのは。
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はい。しゃけべんです。
いやー、ここらへんの恋愛恋愛してる感じは書いてて少し恥ずかしくなりますね。
それでは本題。お気に入り登録して下さったお方が!ありがとうございます!
今後も頑張ります!今後があまり無い気がしますが。新しいやつ作ろうかな…悩んでます。
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空白@不定期浮上(プロフ) - 私も令和になってからハマった憐れな女です… (2020年4月30日 21時) (レス) id: 015a9f265e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけべん | 作成日時:2020年1月6日 9時