折原臨也と、逆悪を

上司 ページ11

事情聴取が終わり、言われた通りにAちゃんが待っている場所へと向かった。そこには、Aちゃんと、そのの上司らしき人が居た

「この度はAが大変失礼致しました。」
「いえ、Aさんは何も問題を起こしていないじゃないですか。それに、楽しくてやっているのでお気になさらず。」
「この件に関してですが、臨也さんの言動については、悪い言い方をさせてていただくと揉み消しておく、ので警察などについてはお気になさらず。」

その後もAちゃんからの謝罪やら感謝やらを聞いたりした。その間ずっとAちゃんが上司を気にしていたのが気になった。
一通り話が終わり、俺は上司に話しかけた。

「Aさんとお話させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。」

上司は少し嫌そうだったが許してくれた。Aちゃんを連れ出して、しばらく歩いた(自分は車椅子だけど)。盗聴器が無いところまで。止まって、話しかけた。

「君さ、今の仕事を辞めようと思ってないかい。」

辞職→←感謝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す