中編:Seems the monster always wins（�供� ページ24
結論から言って、事はとんとん拍子に進んでいった。
青春lemonadeのグループラインに｢今日の部活は休みにする！少し用事が出来た！｣と送れば、残りのメンバーからは二つ返事で承諾を得た。
そして、彼のクラスに突撃して相澤玲汰の事を聞けば、男子3名───いかにも仲良しグループらしき人達が駆けつけた。
｢それで・・・・相澤玲汰君のことなんだけど、何か知ってることは無い？例えば・・・父親が通り魔事件を担当してる人だったり、あるいは事件に巻き込まれやすいー・・・とか？｣
千代子は適当と言っていいほどのすっ飛んだ事を真面目に問い掛ける。
勿論、男子達は口を揃えて｢ない｣と答える。
それはそうだろうと思っていたが─────。ある一人の男の子が何かを思いついたかのような表情を浮かべた。
｢そういえば・・・玲汰の奴、霊感が強いって言ってた｣
その言葉を聞いて、私は身を乗り出す。
｢待って、その事詳しく聞かせて｣
｢えっと・・・あんまり広げないで欲しいんだけど、玲汰の奴は魔眼者なんだよ。それも妖精の魔眼ってな・・・｣
｢妖精の魔眼・・・・｣
妖精の魔眼。それは術式の気配や魔力、実体を持たない幽霊や妖精などを把握できるが、一般人には霊感が強いと一括りされている。
けれども、妖精の魔眼は希少価値が高い───とはいえない魔眼。それと例の通り魔と何が関わってるのだろうか。
｢あ！もしかして、その気配を感知してビビったのかな？｣
｢いやいや、それは無いでしょ・・・・｣
でも、千代子の言ってる事は有り得なくもない。もしかするとその通り魔の行為自体に絶対的な
｢────分かった。情報ありがとうね。
あ、最後に一つだけ聞いていい？相澤玲汰君が隠れそうな場所とかないかな？｣
｢あるとするなら・・・・新宿に昔のアーケードゲームが集められてる店があるから、そこにいるはず｣
｢昔のアーケードゲーム・・・・わかった、ありがとうね！｣
そう言って私達は、新宿に向かった。
─────────────────────────────
｢あららァ・・・・困ったねぇ｣
アーケードゲームが並べられたゲームセンターに、刀を持った男が佇み、点鼻薬を鼻に吹きかける。
｢これじゃあ、何処にいるか分からなくなっちまったよ・・・まァいいさ、獲物が出てくるのを待つのも一興さね・・・｣
男は不気味に笑い、物陰に消えた。
中編:Seems the monster always wins（�掘法擒┿�蔵は出てきません】→←中編:Seems the monster always wins（似蔵×桔梗）【※似蔵は出てきません】
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神埼梨花(プロフ) - riiuさん» 色々ごちゃまぜ(´°Д°｀) (2019年11月15日 22時) (
レス) id: a74ed67423 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 優里菜ちゃんに聞くんか…嫌な予感しかしませんね本当にありがとうございました（） (2019年11月15日 22時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
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