8:正義の為に ページ8
《正義の天使》
「ぐっ…。ここは…」
だんだんと意識が覚醒し、一番最初に目に入ったのは青い空。
その光景がどんな事を意味するのかを理解するのに、少しの時間を要した。
「…下界に落ちた、のか」
立ち上がり、周りを見渡すが人影はなくただ青々とした木々が生い茂っているだけ。
主どころか同僚である13人の天使と悪魔も見当たらない。
「…主様」
自身が崇拝している主の姿が脳裏に浮かび、唇を噛み締める。
守れなかった。主も、天界も。
がさがさと草が鳴る音で、はっと意識が引き戻される。
周りを見ると天界を占領しているであろう、たくさんの妖が自身を囲んでいた。
下界に妖がいるのも、祠が壊れてしまった影響だろうか。
「…ゴーレム」
すぐさま魔法で二体のゴーレムを呼び出し、命じる。
「周りの守備を頼む。出来るなら全滅させろ」
また、自身も腰に差している大剣を引き抜き、妖たちに向き合う。
手始めに、初めに向かって来た獣の様な妖に剣を振るった。
「悪いが、貴様らの命を散らせてもらおう。
…全ては我が主と、正義の為に」
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黒氷(プロフ) - 終わりました！ (2016年2月28日 16時) (
レス) id: b7b1a79610 (このIDを非表示/違反報告)
黒氷(プロフ) - 更新します！ (2016年2月28日 16時) (レス) id: b7b1a79610 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 時間がないので更新できそうにありません… (2016年2月25日 17時) (レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 更新いたします。 (2016年2月24日 21時) (レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
希々風 - 泡沫さん» あ、すいません。大丈夫ですよ！…後で直しておきますね。 (2016年2月21日 16時) (携帯から) (レス) id: 239cd4015a (このIDを非表示/違反報告)
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