第75話 ページ33
Aside
念の為に爆弾仕掛けといて良かった
え?…いつ仕掛けたって?
それは総悟と合流してからこっち来る時にちょちょいっとね
ま、細かいことは気にしない
私と総悟と近藤さんは先頭車両へ移った
近藤「すまねェ総悟、Aちゃん全て俺一人のせいだ。なんてわびればいい…俺ァお前らに、トシになんてわびればいいんだ」
私は総悟と目を合わせる
ハハッ、やっぱアンタも同じ考えか
私達は車両同士の連結部分に出て先頭車両の扉を閉めた
近藤「総悟!?Aちゃん!?何をやっている開けろ!!」
A「近藤さん、大将の首がとられたら戦は負けです。ここは引き下がってください」
近藤「ふざけるな開けろ!!」バンッバンッ
沖田「近藤さんだから言ったでしょ、アンタの悪いところは人が良すぎるとこだって誰でも信じて疑おうとしねェ挙句あの伊東まで懐に抱え込んじまうたァ...まァいつかは思ってやしたがねェ。
だがそんなアンタだからこそ俺達ゃ集まったんだ」
A「そんなアンタだからこそ一緒に戦ってきたんです」
列車を引き離し隣の車両に飛び移る
沖田/A「そんなアンタだからこそ命張って護る甲斐があるのさァ/あるんです」
近藤「総悟ォォォAちゃんンンン待てェェェ!!オメーらに死なれたら俺ァ...俺ァ...」ドンッドンッ
近藤さんの乗る車両がどんどん遠ざかる
ごめんなさい近藤さん...
でも私たちは何が何でもアンタを護りたい
沖田「Aさん、しんみりしてる暇はねェでさァ」
A「分かってるって、待たせて悪かったよ、ね?伊東さん」
目の前には伊東とその部下の隊士
伊東「近藤を逃がしたった二人で陣に残り討ち死にすることで悲壮美にでも浸ろうというのかね、だが残念だったな近藤は僕の計画通り死ぬ。
この戦場にいるのは僕達だけではない」
ドドドドドッ
窓の外を見ると数え切れないほどの戦車が走っている
その中に居るのは...人斬り、河上万斉
伊東は鬼兵隊とも手を組んでいたのか
沖田「鬼兵隊.......ワリーね伊東さん実は俺達もこれだけじゃねェ、そろそろ...」
ドーンンンンン!!!!
「御用改めであるぅぅぅぅ!!」
「てめーらァァァ神妙にお縄につきやがれ!!」
あれは...土方さん!?それに...旦那に神楽に新八くん!?
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にわとり - 夢花さん» コメントありがとうございます。最近ヒット数が伸び悩んでて心折れかけてましたがやる気出ました!更新できるように頑張りますね (2021年10月16日 16時) (レス) id: 51eaf90329 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 初めまして!面白くてここ迄読んでしまいました!!!好きです!!! (2021年10月10日 13時) (レス) @page4 id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
にわとり - シディアさん» 見ましたよ〜本当にありがとうございました (2021年9月10日 16時) (レス) id: addc08b0cf (このIDを非表示/違反報告)
シディア - あの作品紹介ホムペ作りました! https://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sidia/ です。確認して下さい!他のかたの作品も面白いので読んで見てください! (2021年9月10日 16時) (レス) id: ff9c05994d (このIDを非表示/違反報告)
シディア - 早速書かせていただきますね。書き終えたらURL貼ります! (2021年9月10日 16時) (レス) id: ff9c05994d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にわとり | 作成日時:2021年8月10日 10時