FAIRYTAIL～とある双子～ (ページ8)

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ルーシィ「でも待ってよ～…着替えどうするのよ」
ハッピー「ルーシィの服でいいんじゃないの～?」
ルーシィ「いやいやいやいやエースは絶対着れないわよ」

グレイ「ふぁああ～…ねみい」
ナツ「なー、思ったんだけどよ、仕事どーすんだよ?」
エルザ「はっ…忘れてた。」

賑やかなことがめったになかったのか、Aとエースはどこかぎくしゃくしていた。
2人ともお互いの顔を見たり、森の外をきょろきょろ見たりと挙動不審だった。

エルザ「ハッピー…すまないが、ミラに仕事を誰かに変わってもらうよう頼んでくれないか」
ハッピー「あい!いってくるよぉ」

ぴゅーんっと、ハッピーはギルドの方向へ向かって飛んで行ってしまった。
それを見守ると、また歩き出す。
そしてしばらくすると、街に辿り着く。

A「街なんて久しぶり…」

ちょうど昼ごろからか、街はだいぶにぎわっていた。
子供たちはかけっこではしゃぎ、大人たちはわいわいと楽しくおしゃべり。
ここは毎日が祭りのようだ。

ルーシィ「あたしの家はこっちよ!」

ルーシィがAの手を引いて楽しそうな気分で家へと足を急がせた。