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火影の居る屋敷に案内してもらい、警備を何とか通り抜け執務室の扉をノックし開く。
「じーちゃん!!」
「失礼します」
…思い切って火影に会う、とか言い放ったがここに来てやはり緊張をしている。里の長だからな。
「何じゃ…」
資料から目を上げた三代目火影、ヒルゼンが此方を見た。
「お主は……ふむ、ナルト下がっていてくれるか?」
流石火影、今の一瞬で何かを悟ったらしい。
「うん!じゃあなねーちゃん!」
「ありがとうね、ナルトくん」
バタンと扉を閉めてナルトが走り去っていく音が聞こえる。暫く沈黙が続き三代目が声を発した
「…お主は何者じゃ?」
その通りだ。里の結界を完全に無視していきなり現れたのだから。
「目が覚めたらこの木ノ葉の里に居たみたいなんですけど…」
それから元いた世界の話をした。到底信じて貰えるとは思っていなかったのだが…
「…成程な、俄には信じ難い話じゃが、元の世界に戻る方法が分かるまで木ノ葉で暮らすといい」
「…え、でもいいんですか?何処の馬の骨かも分からない人を木ノ葉の里に住まわせて」
「いいんじゃよ、お主は悪しき輩などではない…雰囲気で分かるわ」
三代目はとても寛容な人なのだ、それを今この場で理解した。原作で見た三代目はナルトに気をかけ、里の皆を家族と言っていた。火影になる人は人柄も大切なのだろうな。
「…ありがとうございます三代目様」
「…ふむ、しかしお主を1人にさせておくことは危険やもしれぬ。出来れば同性の者を付けたかったが空いているものがいなかったのでな…まぁ、そう悪い奴ではない。イルカ、入って来てくれ」
何やら聞いたことのある名が聞こえたような気がしたがきっと気の所為だろう。否、そうだと思いたい。
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豆腐(プロフ) - ハオミンさん» ありがとうございますw私から見たイルカ先生のイメージが赤ちゃんとか子犬とかになっちゃってるせいでかっこよさがほぼ消え失せてしまいましたw (2020年1月4日 17時) (レス) id: 5cf19f9ade (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - なにこれ、先生可愛いw (2020年1月4日 8時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐 | 作成日時:2019年3月29日 21時