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綿貫桜哉ページ2

オレの隣にはいつもお前がいて、いつもの笑顔で笑ってた。
オレはあと残り少ない時間をどう自然に過ごすか悩んでいた。
桜が咲いた日。時は過ぎもう時計は動き出した。
もう、あの頃には戻れなくても、またあの日に戻してよ。
いつもの帰り道も辛くなって、いっそ襲ってしまえば楽だろうか。
でも、それじゃダメなんだ。君との約束があるから。
オレはお前を信じてる。この呪いにオレは懸ける。
例えそれが1年先でも、10年先でもこの想いは変わらない。

あぁ、もう無理だ。全て終わってしまった。
アイツは嘘を吐いた。もう何も信用できない。
でもオレは壊せなかった...。
いつまでもしがみついてちゃダメだってわかってるけど、
その手を放したら、二度と戻らない気がして......
今までやってこれたのはお前のおかげだ。

アイツは"止める"と言った。
もう一度だけ、呪われてみようか。
"信じる"呪われを。
いつでもアイツは真っ直ぐだった。
止めてくれるまで、待ってるから。
例えそれが何年先であろうとも、
オレはもう、この想いを変えはしない。

ただ、卒業式の歌の練習で、変わらないものを練習していて、思いついただけ。
桜哉はあと3年、一緒にいたいけど、椿は動き始めてしまい、真昼はクロに会ってしまった。
そんな中、どう過ごすか独りで悩む桜哉の話。