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「フンフンフフーン♪フーンフ、フフーン♪」
メイドインヘブンを口ずさみながら歩いていると、
駅前広場で、マイケル・ジャクソンの曲が流れていた。
「あ、マンインザミラーじゃん。いい歌だなーっ。」
気づくと足がリズムに乗って、音を踏み鳴らしていた。
「！？」
明らかに自然じゃあない。まるで人に聞かせているような大きさで、
足が動いている。
どうしよう！人だかりができている！スマホで動画を取り始める奴もいた。
人を振り払って、真っ先に荒木荘へと向かった。
足がずっとリズムを刻むもんだから、当然真っ直ぐには歩けないし、
千鳥足になりながら横断歩道を突っ切った。
荒木荘が見えてきた！急ぐあまり、片方の靴が脱げる。
するとどうだろう、脱げたほうの足は、止まっているのだ。
「・・・靴が原因なのか？」
兎に角、今は帰らねばならない。もう一方の靴も脱いで、
両靴を白衣のポッケに突っ込み走った。
「ただいまっ！！！」
ドアを蹴飛ばす勢いで玄関に飛び込んだ。
が、前の足に引っかかって、身は空に投げ飛ばされた。
「(ああ、背中から着地して全治一か月・・・。)」
たまたま廊下を通りすがったカーズ様が、
受け取ってくれたので、病院に入院することはなさそう！
「あっ・・・有難うございます・・・。」
「飛んだじゃじゃ馬姫が帰ってきたものだな。」
何だと！誰がじゃじゃ馬姫だ！猛抗議すると、なだめるように
鼻をスリスリしてきた。踏鳴が旦那様って言ってたけど、
カーズ様の事だったのか・・・。
「カーズ様は私の事どう思いますか？」
緩ーくお姫様抱っこしていたカーズ様は考えた。
「恋妻だ。」
「嬉しい事言ってくれじゃありませんか・・・///」
「そうか？こうやって愛し合うのもお前だからできるのだ。愛しているぞ、A。」
「私もです。カーズ様・・・///ずっとお傍に・・・。」
優しく、それでいて深いキスを何度も交わしている内に案件の事なんて
忘れてしまった。
この後、また重要な出来事が起きるというのに・・・。
―――――
吉「皆が通る廊下で、君たちは何をしているんだ・・・(殺気)」
「スイマセン・・・。コロサナイデ・・。」
カ「Aが怖がっているだろう？殺気を消すのだ吉良。」
吉「おまいう」
カ「よしよし、怖かったなA〜。抱擁をしてやるのだ。」
「year!!!!」
・→←ブギウギダンシングシューズ（hung upは無かったことに・・・。）
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コロラチュラ(プロフ) - すいません...。うっかりしてました...。ご指摘ありがとうございます！ (2019年7月2日 19時) (
レス) id: d9b575cd07 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月1日 2時) (レス) id: 8c679bf518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロラチュラ | 作成日時：2019年7月1日 0時
