検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:411,190 hit

▽ 4 ページ4

渋「恋しちゃった?」


「はっ?」






職員室でゆっくりコーヒーを飲んでたら


渋谷先生がいつの間にか、となりの席に座ってた。







渋「うわ、ヒナの机の上ガサツ感丸出しやん」



「…ぐしゃぐしゃにしたら怒られますよ。


そんな机でも、どこに何があるとかちゃんと把握してるみたいです」



渋「てかあんたら、席もとなり?

村上先生とAちゃんできてるんじゃない〜?って美人の保健委員が言ってたで」







渋谷先生は保健室の先生。




だけどほぼほぼ保健室にはいなくて


だいたいは職員室にいるか、屋上でタバコ吸ってる。







「若い子って噂とか大好きですもんね…」


渋「なんそれ(笑) 安藤さんも若いやん」


「まー渋谷先生よりは」


渋「俺かてまだ若いわっ」








大「あ、すばるくんおった」








ドキン 。



心臓が…なぜか跳ねて









渋「おう、大倉どうしたー?」


大「保健室で休ませてー」


渋「お前またアレやろ、サボりやろ」







渋谷先生はよいしょって立って


職員室の入り口にいる大倉くんのそばに行く。








大「やって眠……あ、」






大倉くんと目が合った。



思わず逸らしちゃった。








大「なんで逸らすんですか」






ちょっとムスッとした声が聞こえた。








渋「あ、お前Aクラか。

どー?怪しない?安藤先生とヒナ」


大「怪しいってなんやねん」


渋「付き合いそうやと思わん?」


「渋谷先生、なに言ってるんですか!」







思わず立ち上がって口を挟むと



ムキになっちゃって怪し〜、と渋谷先生はちょーむかつく顔をした。ちょーむかつく顔。









「はい、渋谷先生は保健室戻って」


渋「わほ」


「大倉君はサボらずにちゃんと授業受ける。ね」


大「…うぃー」








肩をとん、と叩くと


大倉くんはちょっとだけ笑った。

▽ 5→←▽ 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (851 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
870人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 29【そう言う大倉くんの目がは】→「は」いらない、 30【手をブンブン降ると】→振ると だと思います。 (2014年8月24日 1時) (レス) id: 99a29e3e26 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぽ(プロフ) - 大倉、かっこよすぎます// 更新応援してます(^○^) (2014年7月20日 15時) (レス) id: ec7377c900 (このIDを非表示/違反報告)
- センこっち、笑、素敵ですよー/← りずむさん可愛い// 更新頑張ってください♪ (2014年7月17日 22時) (レス) id: ea230b8d24 (このIDを非表示/違反報告)
すけ。 - センこっち、めちゃめちゃ好きです(笑)。メインの大倉さんより脇役の村上さんラブです、あ渋谷さんも中々← (2014年7月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 3db5e32cd7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ う な リ ズム(プロフ) - コメントありがとうございます!お一人お一人に返せなくてすみません_| ̄|○これからも「センこっち」をよろしくお願いします!(センスのない省略題名ダ…) (2014年7月15日 23時) (レス) id: 9cc2ca6d8b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優菜りずむ 。 | 作成日時:2014年6月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。