センセ 、こっちむいて 。1 ((緑))

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渋谷side






「んー…んーっ」


渋「なにやってんねん。入って来いや」







保健室の入り口で安藤さんがうなってる。



今日の格好かわいらしいなぁ。スカート短めかぁ。ええやん。








「…渋谷先生、頭痛いんです」


渋「おうおう。雨の日続いてるからなぁ。

ほら来てみ？」









俺が手招きすると、トトトトっと来る安藤さん。



20代中頃とは思えへん幼さ。んー可愛いな。


まぁいつもは も少し大人っぽいかな。









渋「熱はないな」







安藤さんのおでこに手を当てる。



唇を噛んで、ちょっと照れてる風の安藤さん。









渋「もう授業ないやろ？寝とき」


「…いいんですかね、生徒来ませんかね」


渋「気にせず寝とけばええねん。カーテン閉めたるから」






ほら、おいで。と安藤さんの腕を掴んで


ベッドまで連れてく。







「じゃあちょっとだけ、寝ます」


渋「よし、俺も入ります」


「ちょちょちょ！//」






安藤さんに便乗してベッドインすると


顔真っ赤にして俺を拒む。





うわ、なんなん、襲いたくなるやんガチで。







渋「ちょいちょい。拒むんやったらもっとちゃんと拒んでよ。力弱すぎ」


「だって…力ない…」


渋「簡単に襲われてまうで？」


「…守ってくれる人、いますもん」







…彼氏？







渋「ヒナ？」


「ちがいます」


渋「誰？」


「…言いません」






気になるやないか。

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