検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:19,008 hit

*4 ページ5

折「それにしてはちょっと言い方優しないですか?」


『アンタに興味が無いからよ。もう私は、人と関わりたくないの。』




どうせ、私を見捨てるんだから。


折「…どーゆー意味です?」


『そのままの意味よ…。』


そうして私は折原を残して、その場を去る。


こいつも私と同じクラスだったら、


きっとアイツらの仲間になってる。


さっきの行動は意外だったけど、それでも


私は人と関わりたくない。







ーーーーーーーー。



身体中の痣は、親からの虐待からできたもの。


あの程度のいじめでこんな痣できるわけない。


自作自演なんて言われてるけど、


歩くだけで振動がきて痛い。結構重症なもの。


最近はもっと虐待がエスカレートしてきた。



「なんでアンタはそんなに出来損ないなの!?」


「お前のような子供、ウチにはいらない。」



皿、イス、コップ、フォーク……様々な食器を


投げつけられる日々。もちろん、フォークなん


てものを投げられたら、刺さることもあった。


直接的な暴力だけじゃない。



「お姉ちゃんって、なんでそんなダメ人間なの?親に言い返すこともできないわけ?クズじゃん。」



言葉の暴力だってそう。親から私への暴力を見


てきたからか、小学生の妹にまでダメ人間とか


クズとか言われるようになってきた。


『そんなの、できるわけないじゃん…』


「あっそ。じゃあずっとそーやって殴られてれば?私は成績良いから暴力とか振るわれないし、毎日が普通で楽しいからお姉ちゃんの事とかどーーーでもいいし。」


いつか死んじゃうかもね笑?とか笑いながら


平気で言う妹を見て、憎らしいと感じる事が


毎日ある。


まあでもしょうがない。妹のが優秀なのは


事実だし、どうせいつか捨てられるんだ。


言い返したって痣が増えるだけ。


ほおっておけばいつかはーーー。

*5→←*3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
設定タグ:センラ , 浦島坂田船 , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛理 | 作成日時:2018年9月24日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。