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な、何かやっぱコイツ怖いかも
「で?立花にはその気あるん?」
「あるわけないでしょーが!」
「ふ〜ん、あっそ」
「当たり前じゃんか!」
全くジョーダンじゃない。
「ーーーーーーーA、どっか寄ってこー」
ショートホームルームが終わり、みんながバラバラ帰り出した頃、千里が近づいてきた。
「あれ。千里、部活じゃないの？」
千里も志麻もバスケ部なんだ。
「今日は休み。やからさぁ、久々どっか行こ?」
やっほーい。
てなわけで。
みんなして、帰り道にある駅前のマックにレッツゴーしたんだ。
それにしても、こんな風に放課後このメンバーで寄り道するのなんて、中学以来。
「ーーーーしっかし、ビックリしたよなぁ。だって、いきなりAが転校してくんだもんな」
隣のクラスの(これまた中学仲間)うらたが、コーラをずずーっと飲みながらしみじみ言った。
「あたしもビックリだよ。まさかここに転校してくることになるなんて。ホント思ってもみなかったよ」
「まーたうるさくなるぜ」
志麻がやれやれって顔してる。
「なんだよ志麻。人のこと言えんのかよ。自分だって授業中うるさくてよく注意されてるくせに」
志麻は昔から悪ガキ坊主だから。
中学の時も、勉強の方はあたしと一緒の赤点組でさ。
だけど志麻のヤツ、バスケの腕だけはピカイチだったんだよ。
小学校からずっとバスケやってきて、中学の頃か男バスと言ったら月崎志麻と言われるくらいの、ちょっとした有名人でさ。
で、この東高校もバスケが強いことで有名で。
なんと志麻は、推薦でこの学校に入ったんだ。
そういう風に、一生懸命なにかに熱中してがんばっている人って、あたしは大好きだよ。
志麻の夢は、NBAの選手になって、世界で活躍するプロのバスケプレイヤーになることなんだって。
志麻、目をキラキラさせながら、あたしにその話をよくしてくれたよな。
ふふふ。
そして、千里もバスケ部だけど、志麻とはまたちょっと違うんだよね。
千里もバスケ好きだしうまいんだけど、志麻には別の夢があるんだよ。
千里はさ、将来数学の先生になりたいんだって。
すごいよね、尊敬だ。
あたし、数学なんていろいろある科目の中でも特に秀でてチンプンカンプンなのに、千里って数学大得意なんだよ。
まぁ、勉強全般ができるヤツだな、千里は。
昔っからそうだったもん。
でも、志麻やあたしと一緒にいつもバカやってたけどね(笑)
終わり←・
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凛(プロフ) - ゆきかさん» ご感想ありがとうございます!!更新頑張らせて頂きます〜! (2019年11月23日 12時) (
レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきか(プロフ) - ストーリーの内容ものすごく好みです！更新待ってます！ (2019年11月23日 10時) (レス) id: f42ad21887 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ちあ子さん» コメントありがとうございます。大好きだなんて...!ありがとうございます!! (2019年11月18日 20時) (レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
ちあ子 - 初コメ失礼します！！凛さんの作品大好きで、陰ながらいつも応援してました！これからも頑張って下さい！ (2019年11月18日 17時) (レス) id: becc6ee825 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 月夜七星さん» ありがとうございます! (2019年11月17日 21時) (レス) id: 5fcf5a2bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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