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だって、ほんとにもう、話が長すぎる……。



周りの子なんてほとんど寝てるし。



あたしも寝ちゃおうかな〜、なんて思いながら目をつぶった。




───────



「キャーッ!!」



ビクッ…!



どれくらいたったか分からないけど、女の子の叫び声で目が覚めた。



目をパチクリさせてると、隣の子が叫び声の理由を教えてくれた。



「今、一之瀬くんが代表の挨拶してるの」



……なるほど。私も見なきゃじゃん!


ステージをみれば、確かに一之瀬くんがいた。



やっぱりカッコいい……。



一之瀬くんが今年の抱負みたいなのを話しててもみんな叫んでるから、最終的に先生が怒った。



さすがに静かになって、一之瀬くんの声に耳を傾ける。



先生の話は長くて眠くなるのに、一之瀬くんの話は眠くならないから不思議。



ぽけーっと聞いてたら話は終わってみんな寝る体勢にはいる……。



あたしはさっきので眠気がとんでいったからマジメに話を聞くことにした。



「それでは、担任の先生の紹介をします」

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月15日 16時

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