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中はザワザワしてて、みんな仲良しで集まって話してる。



結奈ちゃんと自分の席を確認して、カバンを置きに行く。



あたしは″藍沢“で″あ“だから、定番にもなりつつある窓側の一番前。


結奈は″水原“で″み“だから、あたしとは反対の廊下側の一番前。



この席にちょっとヘコみつつも、新しいクラスを見渡す。



去年同じクラスだった子、顔は知ってるけど名前は知らない子、初めてみた子……色々だなぁ、なんて考える。



「始業式始まるから体育館いけよー!」



教室に男の先生の声が響く。この人が新しい担任?

みんながゾロゾロと移動を始めて、私も結奈と移動をはじめる。



「結奈、さっきの人が担任かな?」



さっき思ったことを結奈に聞いてみる。



「えー……あたし、あんなオジサンやだ」



ゆ、結奈……。



結奈の言葉に苦笑いしながらついた体育館。



とりあえず出席番号順に座って、ながーい始業式が始まった。




……始まって30分くらいたった頃、私は睡魔とたたかってる。

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月15日 16時

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