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多分､私の顔は相当酷くなってると思う｡
おまけに､人生最大に落ち込んでると思う｡
｢何もかも隣の女の所為だ…｣
せめて､ホテルとかに行ってほしかった｡
そうすればこんな思いとかしなくて済んだのに…｡
｢い…行きたくない…｡｣
私は一人ケーキの箱を持って､ドアの前で肩を落とした｡
何故かというと…私はすっかり忘れていた｡
あれだけお母さんに言われたのに…
『ちゃんと両隣の人に挨拶するのよっ!!』って!!
とりあえず､箱菓子とかはちょっと堅苦しいかなぁ
と思ったのでケーキを買ってきた｡
はぁ〜｡
何回吐いたかともわからない溜め息をもう一度吐いて
､私はインターホンを押した｡
女の人が済む部屋とは､反対の部屋のインターホンを…
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