Ep4 ページ4
初めから、返事など分かっていた。
「わりィ……俺、今はそれどころじゃねーッつうか、……嬉しいけどよ、ごめんな」
名前も覚えたてで、おそらく仗助くんにとってはクラスメイトのひとり というだけの存在のわたしに、彼は心底悪そうにしょんぼりとしていた。
「けどよォ！本当に嬉しいんだぜ！だから──今までみてーによ、話しかけてくれよな」
にっと歯を見せて笑う仗助くんに、こぼれそうな涙も引っ込んでしまった。
仗助くんとの物語は終わった訳じゃあなく、これから始まっていくのかもしれない。
なんだか心がすっきりして、身も軽くなったみたいだ。
「ごめんね仗助くん！お昼、康一くんも待ってるでしょ！降りよっか！」
そう、終わった訳じゃあなかった。
『これから始まっていく』のだ。
言葉通り。
その日の放課後、わたしはとうとう巻き込まれてしまったのだ。
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紫羅那＠お絵描き部(プロフ) - 絵がうますぎる…… ヾ(>ω<ヾﾉ三ヽ^ｼ>ω<)ﾉｼ (2019年5月7日 19時) (
レス) id: 824c90f62e (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - 蜂さん» 蜂さんありがとうございます〜！そう言ってもらえてメチャクチャ励みになります……頑張ります！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: f8001bfddc (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - 更新おつかれさまです！絵も文も好きすぎて！！無理せず頑張ってください！ (2019年5月3日 15時) (レス) id: fb72653bef (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - 庄さんさん» 庄さん ありがとうございます……！！絵のほうも文のほうも頑張りたいと思います！ (2019年5月2日 2時) (レス) id: f8001bfddc (このIDを非表示/違反報告)
庄さん(プロフ) - 絵、上手....!!!もちろん小説の方も最高でいらっしゃる....!! (2019年5月2日 0時) (レス) id: 126b5dc4ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦 | 作成日時：2019年4月23日 13時
