Ep1 ページ1
わたしのクラスでひときわ目立つ存在。
それが東方仗助くん。
奇抜な髪型に、整った顔立ち、高校生にしては高身長で、不良みたいな見た目だけれど、すごく優しい。
わたしは、仗助くんのことが好きだ。
彼を見ていると、なぜだか思い出す。
いつだったか、いや……あれは夢だったのかもしれないけれど、矢で胸を射られたあの日のことを──。
その日からわたしは、不思議な力を手に入れた。
仗助くんは、どこかわたしと同じようなものを持っている気がするんだ。
わたしの、思い上がりかもしれないけれど……。
「アレッ？仗助くん、今日は億泰くんと一緒じゃあないんだね」
「まァーな……億泰の野郎、どうせ寝坊だぜ」
二人が話しているところの邪魔をしては行けない気がしたけど、そっと端の方で靴を脱いだ。
玄関先で仗助くんに会えるなんて、朝からちょっぴりしあわせだ。
「ン、Aじゃんかよ。おはようさん」
「Aさん？おはようございます！」
「わっ……お、おはよう」
仗助くんも、康一くんも、人当たりがとても良い。
さほど話したこともないのに、わたしなんかにも挨拶をしてくれる。
──今日は、名前まで覚えててくれてたなんて。
ふふ、と笑って、仗助くんと康一くんのすこし後ろを歩きながら教室へ向かった。
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紫羅那＠お絵描き部(プロフ) - 絵がうますぎる…… ヾ(>ω<ヾﾉ三ヽ^ｼ>ω<)ﾉｼ (2019年5月7日 19時) (
レス) id: 824c90f62e (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - 蜂さん» 蜂さんありがとうございます〜！そう言ってもらえてメチャクチャ励みになります……頑張ります！ (2019年5月3日 21時) (レス) id: f8001bfddc (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - 更新おつかれさまです！絵も文も好きすぎて！！無理せず頑張ってください！ (2019年5月3日 15時) (レス) id: fb72653bef (このIDを非表示/違反報告)
麦(プロフ) - 庄さんさん» 庄さん ありがとうございます……！！絵のほうも文のほうも頑張りたいと思います！ (2019年5月2日 2時) (レス) id: f8001bfddc (このIDを非表示/違反報告)
庄さん(プロフ) - 絵、上手....!!!もちろん小説の方も最高でいらっしゃる....!! (2019年5月2日 0時) (レス) id: 126b5dc4ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦 | 作成日時：2019年4月23日 13時
