立花彩先輩が憧れの先輩です！！ (ページ2)

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キュッキュッキュ。

廊下のワックスが上履きにこすれて甲高い音をたてる

こんにちは。小雨紗弥加といいます。

今日、私はここ。浜田高校に通う新高校１年生！！

今から、入学式！！

集中して聞かないと、、、、、、、、寝ちゃいそう

寝ないように、頑張ろ。

〜入学式〜

「それでは、生徒会長と副会長、書紀が挨拶します。出てきてください！」

入学式やってる最中ってのはいいんだけど、、、、、、、話が長い！！

寝そうになったよ。

「「「はい」」」

あっ。生徒会長達の挨拶かな？

これは、ちゃんと起きとこ。

教壇に上がってきたのは、金髪の先輩と紫色の髪の先輩、ショコラブラウン色の髪の先輩。

、、、、、、美男美女だ。

「おはようございます。生徒会長の美門翼です。生徒会長だけど、バスケ部の部長もしてます。
　よろしくお願いします。」

真面目そうな先輩だな

「俺は、副会長の七鬼忍。帰宅部、で性別女。よろしく？」

この人変わってんな。性別女なんてこと一瞬でわかるのに。

「忍、嘘つかないの。忍は、男の子でしょ。あっすいません。私の名前は、立花彩です。
　書紀を務めています。私は、文芸部の副会長。よろしくお願いします。」

七鬼先輩って男だったんだ、、、、、、

わからなすぎた

だって仕方ないでしょ。

七鬼先輩、スカート履いてきてるんだよ！？

しかも元がいいのか女子にしか見えない！！

世の中不公平だね

「七鬼、何スカート履いてきてるんでしょ？(小声)」

「入学式ぐらいちゃんとしてよ。副会長でしょ。(小声)」

「履いちゃだめなのか？(小声)」

「アーヤの話聞いてた！？(小声)」

私って小雨だから、結構教壇から近い。

そのせいで、先輩が話している内容がまる聞こえで、、、、、、、、、

ふふっ。結構面白い人達だな〜。