第３話 ページ5
コ「実はもう知ってると思うけど、新しい子と任務に行ってほしいんだ。早く教団に慣れてほしいっていうのもあるし、君も人慣れしてもらいたくて」
「大きなお世話」
コ「恥ずかしがらなくても」
「うっさいばーか」
へらへらと告げるコムイに対し、付けてる狼のように今にも噛みつかんばかりに告げるチェシャ
そこへコンコンとノック音が聞こえ続けて「失礼します」という少年の声が聞こえた
扉を開けてやってきたのは白髪に左目部分に奇妙な模様を描いた同じ年かチェシャより少し年下くらいの少年だった
コ「おー！きたきたアレン君、調子はどうだい？」
ア「ええ、問題ありませんよ。あの、任務と聞いたんですけど」
そう言ってちらりとチェシャを見るアレンと言われた少年
視線を感じたチェシャはお面をつけたまま、ふいっとそっぽを向いてしまった
コ「彼女はチェシャ、今日の任務は彼女と言ってもらおうと思ってね」
ア「今回も二人で、ですか？」
コ「そう、向かってもらうのはカナダでね。女性ばかりが行方不明になる事件が増えているらしいんだ。ＡＫＵＭＡの仕業かもわからないから調査してきてほしいんだ」
コムイとアレンが話している間チェシャは口を開かずに聞いていた
正直行きたくない、が言ってもきかないだろうと内心諦めたチェシャ
ア「分かりました」
アレンは素直に頷いてチェシャの元へ歩み寄り手を差し出す
ア「あの、アレン・ウォーカーといいます。最近ここに来たばかりでまだちょっとわからないこともあるんですけど、よろしくお願いします」
にこりと笑って告げるアレン、できるだけ交流を深めようとしているのだろう
そんなアレンに対し、チェシャは口を開かず部屋を出ようと扉の方へ向かった
ア「あ、あの」
「．．．．、表で待つ。コムイ、ファインダー」
扉に手をかけて足を止め、振り返らず一言それだけ告げればそのまま部屋を出るチェシャであった
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薬月(プロフ) - 初コメ失礼致します！この作品の続きが楽しみです！更新頑張ってください！！ (2019年7月3日 19時) (
レス) id: 6bbbbec88d (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - Dグレ、久しぶりに読んだ。やっぱアレンいいな〜！ (2018年12月30日 17時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
吠舞羅 - 気づくとしおりしてくださってる方が８人！評価５もされていて驚いています (2018年5月25日 15時) (レス) id: 66b9408413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吠舞羅 | 作成日時：2018年3月21日 23時
