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89.光と官兵衛 ページ40

光「はいって、お茶もなにもないけど」

『失礼します…』

光の部屋に招かれ、一愛は畳に足を運ぶ

なんだかんだいって初めてだよね、光の部屋に入るのって…



光「実は一愛に話したいこととゆうか、相談したいこととゆうか、言わなくちゃならない事があるんだ…」

光は畳に座り、自分の前に手の平を軽く落とし一愛にここに座るように支持する

『ん?』

導かれるままにその場に座りながら一愛は首をかしげる

光「こんなこと一愛に話すのも自分勝手なのかもしれないけど…」

『なんでも言って』

一愛は微笑む

その反応に光は嬉しそうにはにかむ

光「ありがとう……ねぇ、一愛、これを見てほしいんだ」


光は棚から一枚の小さな紙を取り出し、目を伏せながらすっと一愛の前に置いた

『…?』

光「なにも言わないで、まずはこれを見てほしい」

一愛は軽くうなずきながら伏せられた紙を裏返す

『…これは…』


その紙に書かれていたのは小さな男の子の絵だった

前髪を上にくくり上げ、顔に絆創膏を貼った男の子が無邪気に笑っている

手には木刀をもってなんとゆうか、やんちゃな子供だ

よくみると目元が少し光に似ているような…

『可愛い!この子って光の弟さん?何歳ぐらいなの?』

光「えと…」

興味津々に光の顔を見るとなぜか顔を赤らませ、もじもじしている

『?光?』





光「……それ…私なんだ…」







『……は?』

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サクラハナミズキ(プロフ) - 稀代さん» ありがとうございますっ!すごく嬉しい…(*^^*)!更新がんばります♪ (2019年6月21日 17時) (レス) id: db2bd56246 (このIDを非表示/違反報告)
稀代(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年6月19日 21時) (レス) id: 409dd2a048 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクラハナミズキ(前名:桜 水樹) | 作成日時:2019年3月27日 8時

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