【あんスタ】僭越ですが！《七種茨》（１３）

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？？？









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腕を組み脚を組み、


零は、うんうんと頷きながら


更に続ける。









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零「結局のところ、」








零「我輩、“何を”言いたいのかというと、」








零「あの噂話の真偽を明確にし、」








零「我々アンサンブル・スクエアの事務所代表者同士、」








零「未来栄光のために、一致団結し、」







零「同じベクトルの方に向こうではないか、ということなのじゃよ」









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零「…しかしながら、」









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零「彼女をあまり、“いじめないで”欲しいというもの本音じゃ」









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零の真紅の瞳と


英智の透き通る蒼の瞳が、


バチッと、ぶつかる。









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零「彼女は真面目で前向きな“さが”じゃ」









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零「その天祥院くんの持ち掛けた話を、」








零「確実に、真剣に、考えていることじゃろうが、」








零「無理強いに答えを迫るようなことは、」








零「決して、しないでもらいたいのぉ…？」









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天「勘違いしてもらっちゃ困るなぁ、朔間くん」









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突然英智は、すくすくと頬をほころばせる。









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天「僕は“声をかけた”だけさ」








天「まだ彼女からの返事をもらってもいないし、」








天「増して、それを迫ったりだなんてしていないよ」









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零「ほう、それはそれは」








零「時は金なりの天祥院家ではなかったようじゃのぉ」









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どこか棘のある英智の物言いに対して、


零はチクリと、嫌味で応戦した。









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