どうしようか ページ22
小十郎side
アイツが湯浴みに行っている間、居間には俺と梵天丸、猿飛、弁丸の4人か残された。そして目の前のカラクリにはアイツの両親が映っている。
マミー『改めて、Aの母です！宜しくね』
パピー『Aの父です』
申し訳ないけど自己紹介お願いしていいかしら？と言われたので、少し戸惑う。居候させてもらう身である自分達。少し緊張しつつも名前を伝えた。
その間もアイツの両親はニコニコしながら聞いていた。我ながら凄く優しそうだ。
だが、問題なのはどんな質問をされるかだ。余り奥深い事を聞かれたらまずい。俺達は『戦国BASARA』というゲームの中だけの存在らしいからだ。
マミー『片倉くん、だっけ？貴方、Aの事どう思う？』
小十郎｢は、｣
何を言われるかと思ったら、まずはアイツのことだった。猿飛も驚きを隠せずに冷や汗をかく。
どう思うと言われても、今日であったばかりでアイツの事は何も知らない。ましてやこの現代でさえまだ良く理解していない。
小十郎｢…とても、面倒見があって、いいと思います…｣
頑張って絞り出した結果がコレ。猿飛の方に視線を送り、助けを求める。すると、予想もしてなかった奴が口を開いた。
梵天丸｢…すごく良い奴。姉さん｣
小十郎｢え｣
梵天丸が口を開いたのだ。初対面の人には何一つ話さないのに。
マミー『まぁ！お姉さんだなんて！Aも結構やるのね〜』
弁丸｢うむ！Aどのは某の姉上のようでござる！｣
弁丸はソファーから立ち、大きな声で告げる。クククと笑いをこらえる猿飛。梵天丸は少し顔を赤らめながらうずくまる。
マミー『じゃあAの新しい弟くんになるのね！あの子一人っ子だから嬉しいんじゃないかな？』
パピー『そうだな。Aの事、頼んだよ。……ただし、娘に手ぇ出したら….』
画面越しでも伝わってくる殺気。嫌でも理解出来るほどだ。というかまず、そんな事はするはずもな…あ。
ふと蘇る出来事。猿飛の視線を感じる。じわりと冷や汗が出てきた。俺は何も知らない。…ﾅﾆﾓｼﾗﾅｲ。
マミー『気にしちゃダメよ。兎に角、Aは恋沙汰には弱いから頑張りなさい(笑)』
｢貴方達、良いオトコなんだから｣と言わたので、反応にすごく困った。←
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つる(プロフ) - 葦原 さくらさん» コメント、ありがとうございます！蒼紅、いいですよね〜！読んで下さっただけ、光栄の極みです！ゆっくりですが、頑張って更新しますね！ありがとうございました！！ (2018年5月24日 2時) (
レス) id: 5e578453d0 (このIDを非表示/違反報告)
葦原 さくら(プロフ) - コメント失礼致します。蒼紅推し、わかります。私は政宗様が推しですが、幸村も好きなので。とても楽しく読ませて頂きました。お忙しいとは思いますが、更新頑張って下さい。応援しております (2018年5月23日 15時) (レス) id: 1d858c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 来兎さん» ありがとうございます！そう思っていただけて嬉しいです！頑張りますね！ (2018年4月22日 20時) (レス) id: 3957b1ebb1 (このIDを非表示/違反報告)
来兎 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年4月22日 1時) (レス) id: a4dbc12876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2018年4月16日 1時
