無事帰宅 ページ15
男性物のコーナーに着くと、佐助と小十郎はササッと服を選び、自らのかごに入れる。あまりにも早すぎる服選び。
佐助｢はい、終わりっと｣
A｢もういいの？｣
佐助｢うん。選ぶの面倒臭いから｣
小十郎｢特にこだわりとかは無いしな｣
そ、そうなのか。その割に佐助は迷彩柄、小十郎は焦げ茶とイメージカラーをチョイスしている。
直ぐに決まった服選び。あとは下着とか小物、寝巻きなど、私生活に必要なもの買うだけだ。
先に彼らの服を精算し、その他のものを買いに行く。下着と寝巻きは勝手に選び、かごへ詰める。佐助はバンダナ、弁丸はヘアアクセサリー、梵天丸は眼帯。小物は彼らと選びながらかごへ入れた。
これで終わり。2度目の精算を終え、出口へ向かう。午後4時、これでショッピングモールの用事は終了。
予定した通り、さっさと自宅への帰路につく。電車に乗りこみ、10分かけてはじめの駅へ。その間に、お子様は夢の中へ。仕方がなく保護者組は彼らを抱きかかえて電車を降りた。
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
静かに鍵を開け、ドアを開ける。保護者組の持っていた荷物を貰い玄関の隅に置いた。
私はジェスチャーで｢そこの椅子に寝かせておいて｣と告げ、寝室からタオルケットを持ってきた。そっとかけ、スースーと規則正しい呼吸が聞こえる。よっぽど疲れたんだろう。
私は買ってきた服を取り出してタグを切り、畳む。そして、晩ご飯のためにお米を研ぐ。
佐助｢ねー、何してんの｣
A｢晩ご飯…夕餉の支度。時間がかかるからね｣
ふ〜んとか言いながら台所に入ってくる佐助と小十郎。見張りか。そんな事は気にせず。自宅を進める。
小十郎｢…おい、白米じゃねぇか！｣
A｢今の時代はこれが普通です｣
明らかに嘘だろと驚く姿を見せる小十郎。佐助も冷や汗をかきながらお米を凝視する。
研ぎ終わったお米を炊飯器にセットし、時間を設定しスイッチON。現代のお米の炊き方に唖然とする2人。カルチャー・ショックですかね(笑)
私はキッチンを出て庭へ行き、物干し竿にかけておいた洗濯物を取り込む。いつもの事なので素早くおらせた。
佐助｢手際がイイねー。いいお嫁さんになるんじゃない？｣
100％からかった言い方で爆弾を落とす佐助。私は軽蔑の目を返す。｢ホントの事だってー｣と茶化す佐助は話を続けた。
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つる(プロフ) - 葦原 さくらさん» コメント、ありがとうございます！蒼紅、いいですよね〜！読んで下さっただけ、光栄の極みです！ゆっくりですが、頑張って更新しますね！ありがとうございました！！ (2018年5月24日 2時) (
レス) id: 5e578453d0 (このIDを非表示/違反報告)
葦原 さくら(プロフ) - コメント失礼致します。蒼紅推し、わかります。私は政宗様が推しですが、幸村も好きなので。とても楽しく読ませて頂きました。お忙しいとは思いますが、更新頑張って下さい。応援しております (2018年5月23日 15時) (レス) id: 1d858c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 来兎さん» ありがとうございます！そう思っていただけて嬉しいです！頑張りますね！ (2018年4月22日 20時) (レス) id: 3957b1ebb1 (このIDを非表示/違反報告)
来兎 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年4月22日 1時) (レス) id: a4dbc12876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2018年4月16日 1時
