初めての…【編集中】 ページ12
電車に揺られること10分。何とかショッピングモールまでたどり着いた。とっても苦労したが…。
特に電車。街中を歩くのは良かったんだけどね。
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ここからは電車での話。
保護者組は難なく駅の改札を通過できたものの、お子様2人は動く改札の扉にビビりまくる。また、切符を通す所もだいぶビビっていた。
仕方がなく駅員さんに頼み、保護者組が手を引いて通過。その後に私はICカードで通り抜けた。
それからというもの、お子様2人は保護者組にガッチリとしがみつく。よっぽど怖かったんだろうな。少し目が潤っている。
弁丸｢Aどの、このカラクリはまだあるのでござるか…？｣
A｢あと3回かな｣
梵天丸｢…3、回｣
お子様は青筋を立てながらカタカタ震える。呆れた保護者組と私は顔を見合わせてクスクスと笑った。
さて、駅のホーム。目的地に向かう電車が来るまで少しお話を。
A｢はい、では今から言うことはこの世界でのルールです。何があろうと絶対守って下さい。じゃないと周りに迷惑がかかっちゃうから｣
佐助｢りょーかい｣
梵天丸｢…｣
A｢まずは電車の中での事。中には私たち以外の人がいます。だから騒いだりどこかに行ったりしないでね。ついでに私からも離れないで。あと、中には椅子があるから座ってもいいよ。出来れば梵天丸と弁丸は座ってほしいな。｣
弁丸｢わ、分かったでござる！｣
弁丸の返事の後、すぐに目的地に向かう電車が来た。一声かけて、私達は中に乗り込んだ。
案の定、電車の中は空いていて全員座れた。私を中心に伊達主従、真田主従が座る。もちろん両サイドは梵天丸と弁丸だ。
お子様は大人しくしているものの、初めての事にソワソワして、保護者組も周りを見渡し興味津々。
しかだかない事だ。何せここは戦国の世とはかけ離れた世界。ましてや彼等の世界は私達からしたら2次元の存在である。不思議な感じだ。
間もなく目的の駅に着くと、彼らに声をかけて電車を降りる。そして先程と同じように改札を抜けた。
やっぱりお子様には怖かったみたい。涙目ではなかったものの、保護者組にくっ付いていた。
『初めてのおつかい』ならぬ、『初めての電車』。ゲームの中では考えられないような表情や仕草など、新鮮な彼らを見れて私は小さく微笑んだ。
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つる(プロフ) - 葦原 さくらさん» コメント、ありがとうございます！蒼紅、いいですよね〜！読んで下さっただけ、光栄の極みです！ゆっくりですが、頑張って更新しますね！ありがとうございました！！ (2018年5月24日 2時) (
レス) id: 5e578453d0 (このIDを非表示/違反報告)
葦原 さくら(プロフ) - コメント失礼致します。蒼紅推し、わかります。私は政宗様が推しですが、幸村も好きなので。とても楽しく読ませて頂きました。お忙しいとは思いますが、更新頑張って下さい。応援しております (2018年5月23日 15時) (レス) id: 1d858c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 来兎さん» ありがとうございます！そう思っていただけて嬉しいです！頑張りますね！ (2018年4月22日 20時) (レス) id: 3957b1ebb1 (このIDを非表示/違反報告)
来兎 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年4月22日 1時) (レス) id: a4dbc12876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2018年4月16日 1時
