武装切替(衣装チェンジ) ページ11
さて、現在の時刻は午後2時過ぎ。そろそろ近くのショッピングモールへお買い物でもしに行こうか。確か今日のチラシでは『本日限りの大決算セール！衣類品大売出し！』だったはず。
丁度いい。これから彼らの服を買いに行くとしよう。現代には相応しくない服装だ。
特に佐助。この時代に忍なんて居ない。頭部の装飾品と柄は目立つ。他は和装なのでいいが、現代には馴染めていない。
A｢えーと、今からお買い物に行きたいんですけど…｣
佐助｢留守番？｣
A｢いや、出来れば付いてきてほしいです｣
弁丸｢お出かけでござるか！｣
A｢うん。みんなの服を買いに行きたいので｣
小十郎｢分かった｣
承諾してくれたので、準備する。彼らには現代の服を着させなくてはならない。
A｢今の格好だとかなり目立っちゃうので、着替えてください｣
ちょっと待ってと言い残し、2階にある両親のタンスを開ける。確かパピーの服がどこかに入っているはずだ。
ジャージ…は駄目だ。ダサすぎる。ジーパンとかなら良いだろう。タンスの底からジーパンを引き抜き、何枚かのTシャツやパーカーを取り出した。
さて、あとはお子様2人。私の小さい頃の服でいいかな。と言うか、それしか無いよ。
私の部屋のクローゼットを開け、奥のケースから探し出す。出来るだけ男の子が着そうな色やデザインのがいい。
何着か服を持ち、リビングにいる彼らに渡した。着方とかは、考えるな…感じろ。
着替えている間に部屋に戻り荷物を準備する。財布、カバン、スマホetc…。リュックに詰めて終わり。
さて、ちゃんと着れているのだろうか。少しハラハラしながらリビングのドアを開ける。
佐助｢あ、来た来た｣
弁丸｢Aどのっ！着替えたでござる！｣
小十郎｢着方合ってるか？｣
A｢申し分無しッス｣
心の中でガッツポーズ。着方が合ってるもなにも似合いすぎだ。流石は『戦国BASARA』。
佐助は黒のTシャツにカーキ色のパーカー、小十郎は白のTシャツに裾が長い黒の上着。弁丸はハーフパンツに赤いパーカーで梵天丸は色違いのパーカーの青を着ている。
梵天丸｢早く行こうぜ｣
パーカーのフードを被った梵天丸が袖を引っ張る。上目遣いでの行動でかなりの破壊力。
私は少し顔を赤らめながら、リュックを背負い玄関へと向かう。もちろん、その時も梵天丸が袖を掴んで離さなかった。
あとから聞いた話だが、小十郎は後ろで微笑んでいたらしい…。(その姿を見た者は誰もいないだとか)
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つる(プロフ) - 葦原 さくらさん» コメント、ありがとうございます！蒼紅、いいですよね〜！読んで下さっただけ、光栄の極みです！ゆっくりですが、頑張って更新しますね！ありがとうございました！！ (2018年5月24日 2時) (
レス) id: 5e578453d0 (このIDを非表示/違反報告)
葦原 さくら(プロフ) - コメント失礼致します。蒼紅推し、わかります。私は政宗様が推しですが、幸村も好きなので。とても楽しく読ませて頂きました。お忙しいとは思いますが、更新頑張って下さい。応援しております (2018年5月23日 15時) (レス) id: 1d858c77e8 (このIDを非表示/違反報告)
つる(プロフ) - 来兎さん» ありがとうございます！そう思っていただけて嬉しいです！頑張りますね！ (2018年4月22日 20時) (レス) id: 3957b1ebb1 (このIDを非表示/違反報告)
来兎 - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年4月22日 1時) (レス) id: a4dbc12876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 | 作成日時：2018年4月16日 1時
