【あんスタ】瀬名泉の年の離れた妹は溺愛されています Ⅱ (ページ14)

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side 朔間凛

Aを膝の上に座らせながらセッちゃんはＭＣを進めてる。いつものくだらない話をみんなは笑って聞いてくれてる。なんか、不思議な感じ。

瀬名「そろそろ本当に最初のコーナーに行くよ。かさくん、読み上げて」

朱桜「あっ、え？最初のコーナーは質問コーナーです！この箱の中に入っている座席番号と同じチケットを持っている方に壇上に上がり、私達に質問をしてもらいます！」

『Aたん、やうー！ちゅかしゃ、はーく！』

目をキラキラさせたAは箱に飛び付きそうな勢いだったから、ナッちゃんが手伝いをして引かせることにした。喜んでるすがた可愛すぎる。

瀬名「引いたやつにぃにに見せれる？ Aは優しいねぇ、ありがとう♡ 幸運な１人目のお姫様は８０番の座席チケットを持っている人です」

『おめれとー？』

「きゃぁっ♡♡ 私です〜！ Aちゃん、ありがとう！」

スタッフに連れてこられた俺らと同い年くらいの女のコが嬉しそうに舞台に上がってきた。本当に幸せそうにお礼を言ったから、何故か誇らしげなA。これも可愛い

「萌っていいます！ Aちゃんの可愛い所を教えてください！あと、Aちゃんのことどう思ってますか？」

俺らに関することじゃなかった。やっぱ、アイドルは俺らじゃなくてAじゃん。俺らに質問しながら、Aの手を握ってるし、すごい可愛がってくれるからAも満更じゃなさそう。

朱桜「全部cuteですよ。私にはクソガキですけどね！でも、それって私には遠慮してないってことだと思ってるので誇らしいです」

鳴上「そうねぇ、具体例を挙げるとしたら笑った時に見えるえくぼかしらね！泉ちゃんに似て綺麗な顔でしょう？そんな子が良い笑顔なら可愛くないわけがないじゃない！」

朔間凜「将来の嫁。異論は認めない」

『ふふー♡ なったん、しゅきー！』

瀬名「Aは本当に大好きで大切な妹。一生かけて守りたいし、Aの幸せが俺の願いだねぇ」

セッちゃんの言葉に会場は大盛り上がり。
A居るということを公表するのは凄い悩んだと思う。それでも、どのファンも暖かく受け入れてくれるからいいよね。

『にぃに、よちよちしてー？』

瀬名「うん？甘えんぼさんだねぇ♡ いいよぉ、にぃにがいーっぱい甘やかしてあげるからねぇ」

瀬名兄妹のイチャイチャに割れんばかりの歓声が。これは凄い。

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