【あんスタ】瀬名泉の年の離れた妹は溺愛されています Ⅱ (ページ30)

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# 2Bとピクニックページ30

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side 凛月

２Ｂの人とAで中庭でお弁当を持ち小さなピクニックをしている。最初はAも楽しそうだったのにまさかの嵐が訪れた。

『……っ、！やああっ、(泣)』

衣更「怖くないぞー、大丈夫大丈夫(抱)」

『、、ひっく、、、っく、しゅけてー、(泣)』

衣更「ったい、？！ちょ、誰か助けて！！」

影片「えーっと、どっちを助けるんが正解かな？」

鳩に怯えてギャン泣きのAと、そんなAに強く抱き締められて首が締まりそうなまーくん。みかりんのツッコミにそれまで堪えてたのに笑っちゃったじゃん！

凛月「コーギー達がもうバイバイして来たから怖くないでしょ？ Aおめめ開けてごらん？」

『……ぽっぽ、ないー？』

大神「もういねえから安心しろ、デコ助の首締まりそうだからこっち来い」

『わんわん、あーとっ』

コーギーはさりげなく瀕死だったまーくんからAを受け取って、用意してたお弁当を食べさせ始めた。みんなすごいAのことなら率先して動くんだからおれも甘やかしてくれればいいのに。

鳴上「Aちゃん、あーんってお口開けられるかしら？」

『あー、んっ！』

影片「おー！Aちゃんすっごいやん！大きなお口開けて食べられてるな♪」

伏見「Aちゃんはお利口さんですね……♪」

『んふふーっ♡ みーたん、ゆちゅう、、いしゅき♡♡』

ひとくちで大袈裟に褒めすぎてる気がするけど、嬉しそうなA可愛すぎるからなんでもいいや。まーくんの膝の上でるんるんしてるの癒される。

衣更「A落ち着いて食べろよー？」

『あーいっ、わんわー、あーんっ！』

大神「デコ助に落ち着けって言われたばっかりだろ、食わせてやるから落ち着けよ」

鳴上「今日はご機嫌さんね？食事でこんなに楽しそうなの珍しくないかしら？」

衣更「みんな一緒だもんな〜？中々ないから嬉しいんだよな？」

『……ぁぃ(照)』

A照れちゃって、まーくんの胸にくしくし顔を埋め込む隙間から真っ赤な耳が見えた。まーくんもAも大好きだけど、Aのことなんでもわかってるまーくんがちょっとズルい。

伏見「坊っちゃまもこれくらい素直でしたらもっと愛らしいのに……」

衣更「姫宮にはそれは一生かかっても無理だな(笑)」

うん、超ハチャメチャなピクニックだけどAが楽しそうだからいいや。

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