瀬名泉と私【短編集】 (ページ1)

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瀬名泉と彼女ページ1

青く澄んだ空。

白くわたあめのようにふわふわと浮かんだ雲。

そんな日の朝

『ピンポーン』

家のチャイムがなると同時に私は、家の玄関を思いっきり開けた

彼の姿が見えると思いきや

『ゴンッ』

と鈍い音がなり、開け放れたドアの向こうには誰もいなかった

……ま、まさか

私の顔が青ざめると声が聞こえた

「ちょっと～？？」

その声の持ち主は少し怒り気味…いや、怒った彼の声だった

「せ、瀬名先輩…」

あの鈍い音がなったのは、私を迎えに来てくれた瀬名先輩と家のドアがぶつかったせいなのだ

額にうっすら青筋をたてている先輩に「ごめんなさい！！」と90度に背を曲げ言った

よくみると先輩のおでこは赤くなっている

「俺に会えるのが嬉しいのはわかるけど、今度からは気をつけてよねぇ～？」

「はい！！」

と言いつつも、内心会えるのが嬉しいのは本当だけどもし違ったらただの自意識過剰なひとだよね。とか思っていたり

「あんたさぁ～…今失礼なこと考えてたでしょ？」

「……いえ、滅相もございません」

「その間はなんなわけ」

図星をつかれたからですよ。
瀬名先輩ってエスパーなの？？

なんで考えてたこと分かったんだろ

「…げっ！先輩遅刻しちゃいますよ！！早く学校行きましょう！」

「嘘！？遅刻したらAのせいだからねぇ～！」

私たちは急いで学校へと向かった

～～～～～～

まだ1話しかありませんが、これから書いていく予定です！！

因みに設定

北山 A

2-B プロデュース科(←ほぼプロデュースは話のなかではしません)

瀬名泉の彼女