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小｜中｜大｜曖昧模糊で捏造と想像の創作。
この村は、秋桜うさぎ様企画の村をﾓﾃﾞﾙhttp://uranai.nosv.org/u.php/novel/kosmos091210/にして構成しています。

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平和な村で、突如始まった不毛な殺し合い。
月夜の晩に、一人無惨に喰い殺され、太陽の沈む夕暮れに、一人在りもしない罪を着せられ追放される。
そんな村の民は、とても個性的で、誰もが嘘吐きだ。

人々を恐怖の深淵に陥れる、人狼。
狼少年を崇拝し、村を混沌とさせる、狂信者。

毎晩、月に恐怖する、村人。
星座占いから生者の白黒見極め、狐を呪う、占い師。
降霊術から死人の職種を暴く、霊媒師。
月夜の晩に狼から一人護る、騎士。
村の拠り所たる性別不明の、パン屋。
死ぬ時は必ず誰かを道連れにする、猫。
二人で居れば怖くないと神が定めた、恋人。

人前に姿を見せられない、妖狐。
そんな妖狐に尽くす背徳感に震える、背徳者。

何を考えているのか分からない、村唯一の役者。

個性的で、裏切りを厭わない彼らの中でも、特に腹黒い嘘吐きが居た。真実の中に虚栄を語り、人々を巧みに煽る。それは、甘い巧妙な罠。最後に生き残るのは、誰か――？執筆状態：続編あり(完結)