ファイル02 ページ4
.
母「玲ー!朝よ、起きなさーい!」
『ん…は〜い…ふぁぁ…』
清々しい朝。母の声で起き、準備をする。
一階に下りると、母お手製の朝食が食卓に並んでいる。
そして、家族で食べる。
これが毎日の日課になっていた。あの日から3年経ち、今は8歳だ。
両親はとても優しく、毎日楽しく過ごしている。
あれからわかった事と言えば、私の名前は変わっておらず、苗字が白石になった事。
今はアメリカに住んでいる事。
両親はどちらも音楽家で、世界で名の知れたアーティストだと言う事。
そして、
原作が始まる前だと言う事。
…これくらいだ。
(こっちとしては、始まる前でよかったけどね)
ちなみに、この世界の主人公である東の高校生探偵こと、工藤 新一には まだ会っていない。
主人公どころか、登場人物にでさえ会っていない。
まぁ、できれば当分会わない方が良いんだけど。
今会うと色々面倒になるしね。
母「ねぇ玲…聞いてる?」
『へ?…ごめん、聞いてなかった』
母「も〜しっかりしてよね。今日はママと一緒にコンサート見に行くんでしょ」
『あ、そうだったね』
母「そうよ!だから、早く準備してね♪」
そう言う母は、いつもよりご機嫌なようで、鼻歌を歌いながら食器を洗っていた。
(そんなに今日行くコンサートが楽しみなの?)
機嫌の良さに疑問を抱きながらも、自分の部屋にもどり準備を始めた。
(今更だけど、8歳で自分の部屋があるって…どうなのかな?)
____________________________
おまけ-行き道にて-
母「♪〜♪♪〜♪〜」
『そんなに楽しみなの?』
母「えぇ、勿論よ!!」
『なんで?』
母「それはねぇ…イケメンな人たちがたくさんいるから♪」←
『(…お母さん…こんな事お父さんが聞いたら泣くね。ドンマイ、お父さん!)』←
-まとめ-
強く生きろ、お父さん!((殴
440人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵宮月 - 水縹さん» ありがとうございます。取り敢えず、勧めてくださったお姉様と、ハマってくださった水縹様に感謝です!あ、どうでもいい話ですが、姉がいるっていいですね。うらやましいぃ(( (2018年3月29日 17時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
水縹 - 姉に勧められて読んだのですが…ハマりました。完全に。もう、面白くて好きです!ほんと好きです!頑張ってください。 (2018年3月25日 16時) (レス) id: 82e8451007 (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - ゆきさん» 設定がツボとは...ありがとうございます!私もです← こうだったら良いなぁと思うものを詰め込んだら、こんな設定になりました(笑)更新は遅いですが、気長に待っていただけると幸いです。 (2018年3月11日 22時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 初コメ失礼します!夢主の設定が凄いツボです!あと、面白くて好きです!ありがとうございます!! (2018年3月10日 1時) (レス) id: 7e2effa0f0 (このIDを非表示/違反報告)
宵宮月 - aboutさん» ありがとうございます!そう言ってくれる貴方の方が神だよ...嬉しすぎて顔ニヤける((タメですみません; (2018年2月22日 20時) (レス) id: ded44c7654 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宵宮月 | 作成日時:2017年8月6日 17時