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110.蛇姫とのエンカウント ページ4

エ「ま…まさかおまえが参加してるとは……」

一夜「会いたかったよ、マイハニー。あなたの為の一夜でぇす。」

ル・ハ「マイハニー!!?」



エル姉は私と同じように全身震えてた。わかる。わかるよ、エル姉。生理的にもう無理。同じ生き物だと思いたくない。



トライメンズ「一夜様の彼女さんでしたか…それは大変失礼を……」

エ「全力で否定する!」

一夜「片付けろ!遊びにきたんじゃないぞっ!」

トライ「ヘイ!アニキ!」

ル「あれ、さっき一夜様って言ってなかった?」

ハ「一貫してないんだね。」




ルーシィを嗅いでいる一夜に対してさらに気持ち悪さが増す。



ル「キモいんですけど。」

エ「すまん、私もこいつは苦手なんだ。」

貴「私も生理的に無理。すごい魔導士なんだけどね。」

グ「青い天馬(ブルーペガサス)のクソイケメンども。あまりうちの姫様方にちょっかい出さねーでくれねーか?」

一夜「あ、帰っていいよ。男は。」

トライ「お疲れ様っしたー」

グ「おいおい!こんな色モンよこしやがってやる気あんのかよ。」

レン「試してみるか?」

イヴ「僕たちは強いよ。」



やばいな一触即発の空気。ナツも混ざろうとしてエル姉が注意……って、一夜!?



一夜「エルザさん、相変わらず素敵なパルファムだね。」

エ「近寄るなっ!」

一夜「メェーン。」



あちゃー、やっちゃった。エル姉が思いっきり殴り飛ばすなんてギルド間の同盟どころじゃなくなる。

……でも、エル姉は悪くないもん。



リオン「こりゃあ随分ご丁寧なあいさつだな。貴様等は蛇姫の鱗(ラミアスケイル)、上等か?」

グ「リオン!?」

リオン「グレイ!?」

ナ「おまえ……ギルドに入ったのか。」



飛んできた一夜を凍らせ、グレイめがけて投げ返す。



グ「何しやがる!」

リオン「先にやったのはそっちだろ?」



またピリピリし始めた。天馬は一夜を凍らされて怒りナツが煽り、シェリーが現れてルーシィにちよっかいをかけた。グレイとリオンはバチバチしてるし、一夜は相変わらずエル姉にちょっかいをかけてる。

これから六魔将軍を倒すというのに険悪すぎる。



?「やめい!ワシらは連合を組み、六魔将軍を倒すのだ。仲間うちで争ってる場合か。」

リオン「ジュラさん。」

貴「!?」



ラミアのエース、岩鉄のジュラ。マスターと同じ、聖十大魔道の一人。周りと比べて魔力量が桁違いに多い。

辺りはすぐに静かになった。すごいなこの人。

111.化猫とのエンカウント→←109.天馬とのエンカウント



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作者名:刹那 | 作成日時:2020年3月30日 8時

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