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前回までwithラクサス ページ2

貴「もはやお約束となりました。振り返りコーナーです!前回は楽園の塔編とバトル・オブ・フェアリーテイル編!今回のゲストはなんと…」

ラ「よお。ユイ、誰に向かって喋ってるんだ?」

貴「あ、ラクサス。1週間くらいぶり。」

ラ「まさかこんな形での再会になるとはな。」

貴「再会……そういえばお兄ちゃんに再会したよ。」

ラ「は!?いたのかよ。」

貴「うん。ジェラールが私のお兄ちゃん。これを言ったらみんなに驚かれちゃった。」

ラ「………。」

貴「って、ラクサス!?遠い目をしてるけど大丈夫?」

ラ「ああ。少し驚いた。」

貴「ちょっと楽園の塔でバトってきた。」

ラ「いや、なんでそんな軽いノリなんだよ。」

貴「いろいろあったけど、力の使い方について見つめ直すことができたから結果オーライかなって。」

ラ「そういや、ファントム戦のあと悩んでたよな。」

貴「そうだったね。騎士(ザ・ナイト)をしばらく封印していた時期もあったね。」

ラ「だが、オレとのバトルでは対雷魔法の付与された刀を使ってたよな。」

貴「あー、あれね。もう戦うのはいやだよ?」

ラ「すまん。」

貴「ま、これからギルドのみんなとのわだかまりもなくしていけたらいいね。私も手伝うよ。」

ラ「しかし、あれだな。滅竜奥義の威力はハンパなかった。軽く建物ごとオレを吹っ飛ばしたからな。」

貴「あれはちょっとやりすぎたかも?でも、ラクサスだって屋根を壊したじゃん。」

ラ「あれはどう考えてもおあいこだろ。」

貴「まあ、細かいことはおいといて。あ、そういえばあとからガジルに聞いたんだけど最後の攻撃は当てるつもりなかったんだって?」

ラ「……さあな。細かいことはおいておくんだろ?」

貴「え、いいの?ラクサスの好感度をあげようとしたのに。」

ラ「オレは別に読者の好感度とかどうでもいいんだよ。ただユイの…」

貴「?」

ラ「いや、なんでもねえ。……約束。」

貴「うん、覚えてる。絶対に再会するって。そして生きるって。」

ラ「次は本編での再会だ。だいぶ先になるだろうが。」

貴「待ってるよ。……名残惜しいけどそろそろ締めようか。」

ラ「ああ。」






貴・ラ「ニルヴァーナ編スタート!」

109.天馬とのエンカウント→←設定



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作者名:刹那 | 作成日時:2020年3月30日 8時

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