片想い短編集

モト彼　2 ページ2

彼の…いや、




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元彼、の方が正しいのだろうか。




彼の名は、秋元柊弥。




私が中2の時から今まで5年間。




私は貴方だけを見てきた。




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重かったかな？




私に、飽きちゃったのかな？




…私のこと…





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嫌いだって…思ったのかな…




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溢れる涙は、とどまることを知らなくて。




柊弥の香りが微かに残る私の部屋で。





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息を殺して泣いた。

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