【３】エイリア最強少女は世界１を求めて【FFI編】

第１１９話「知っていますか」 ページ30

円堂の言葉に豪炎寺が大きく目を見開いた


その後も円堂は豪炎寺に「どうなんだ」っと問うが、「もう決めたことなんだ」っというと荷物をもって再び階段を駆け上がる




円堂「豪炎寺!!!!」




豪炎寺を呼び止める円堂

しかし彼は振り向くことなく




豪炎寺「すまない、円堂」


円堂「豪炎寺…」



そのまま去って行った


その去っていく豪炎寺の背中を円堂と黙って見つめる事しかできなかった



そして合宿所につくと円堂は久遠監督のもとに一目散にかけた




勿論頼み事だ



豪炎寺のお父さんを説得させるように、と。





久遠「難しいだろうな、既に彼のお父さんからも次の試合には出さないと申し入れがあったそうなんだ」


貴女「次の試合にも!?」


久遠「だが彼は、この一戦でサッカーをやめるという条件で決勝戦を出れることを、なんとか父親に説得したようだ

それと、もう一人風音の行動のおかげでもあると聞いている」



円堂「え、Aの行動のおかげ?Aは、知ってたのか…?」


貴女「…うん、たまたまそう言う話を聞いちゃってね」


円堂「そう、か…」





取りあえずこの場を終えようと、無理やり監督の部屋から円堂を出す




先に歩いていく円堂を見てからもう一度監督の部屋に





貴女「監督、お尋ねしたいことが」


久遠「なんだ」


貴女「冬花ちゃんと円堂っていつ出会ったんですか?」


久遠「小学１年の時だ」

貴女「!! じゃぁ私も冬花ちゃんと会ってるの……? ﾎﾞｿｯ」



初めて冬花ちゃんに会ったときに抱いた、変な違和感


あれは…そういうことなの…?



久遠「…」



じゃぁ…じゃぁ私がサッカーを知っている理由は…・



もしかして＿＿＿＿＿!!!





貴女「久遠監督、最後に一つ…いいですか」

久遠「なんだ」



貴女「監督は…









久遠監督は、風音斗真って…知ってますか?」








それがきっと答えなのね＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

第１２０話「泥」→←第１１８話「会っていた」

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