【３】エイリア最強少女は世界１を求めて【FFI編】

第１１５話「手紙」 ページ26

練習が休憩になりどさくさに紛れて皆の中へ←




秋「円堂くーん!手紙が来てるわよ〜!!」

円堂「え??」


綱海「まぁ円堂に、ってことじゃファンレターじゃないだろうな!」




なんていう綱海

そこに木暮が




木暮「あんたじゃもっとないだろうけどね ｳｯｼｯｼ」



っと水を差した


確かに、とか思ったけど私はそれを心にとどめたよ((




秋からもらった手紙を皆で見てみると、そこに書かれた字は乱雑で


とてもきれいとは言えるものではなかった……が、






貴女「あれ、この字どこかで……ぁ!!これ円堂のあのなんだっけ、必殺ノート??にかかれてた字と似てない?!」


冬花「!!」

栗松「確かにそうでやんす!」


鬼道「という事は、この手紙は大介さんから……」

風丸「でも、円堂のおじいさんはもうずっと昔に亡くなって…!」


円堂「…」





円堂にしか読めない字は私にも解読困難…だけど、全く読めないわけじゃない



え、なんで??


自分でも疑問なんだが






貴女「……待ってる」


円堂「ぇ?!お前この字が読めるのか?!」

風丸「そんな、今までその字を読めるのは孫である円堂だけだったぞ?!」


貴女「最初の文字はちょっとさすがに無理なんだけど…最後の字だけなら


『待ってる』って、書いてあるの」



冬花「＿＿＿＿＿＿＿＿!!!?」


秋「円堂くん、全体的にはなんて??
」


円堂「『頂上で待ってる』って」


秋「頂上…」

春奈「! それって、FFIのって事ですか?」

鬼道「世界大会で戦うどこかのチームに、大介さんが関わってる…という事か」


風丸「でも…!」




確かに、そういう意図になると思う


その大介さんって人は良くわからないけど




目金「罠かもしれませんね」



「「「罠ぁ???」」」



目金「どこかのチームが円堂くんを動揺させようと、字を真似て―…」


立向居「それはないです!!俺、ノートは何度も見せてもらってますから!

これは絶対円堂さんのおじいさんです!!」



目金「じゃぁ聞きますが、死んだ人がどうやって手紙を書くんですか!!天国にポストでもあるというんですか!!」

立向居「それは!!!」





繰り広げられる立向居と目金の口論


ヒートアップして周りにいた数名が、今にでも取っ組み合いになりそうな2人を押さえつける





貴女「円堂……」




エイリア時代から一緒にいたけど、立向居の言う様にあれは間違いなく大介さんの字…








でも、そしたらなんで私にも読めたんだろう…?

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