本当の過去3 ページ31
俺はその後、親に抗がん剤を投与して髪の毛が抜けないようにしてほしい、そして効き目を強めてがんを治るようにしてほしいと頼んだ
けれど、現実はそう甘くはないらしく、髪の毛が抜ける副作用を無くすことはできず、効き目を強めれば強めるほど病人を苦しめるということを聞いた。
辛かった
何も出来なかった
何も―――
知らなかった
遅かれ早かれ死は訪れる
早かった
あの子は――
颯『・・・うっ、ぅうっ』
颯の父親『・・・』
颯『何で・・・っ何で助けられなかったんだ！』
颯の父親『・・・』
颯『嫌だ・・・医者になんかならない！絶対にならない！』
颯の父親『遅かれ早かれ人は死んでしまう・・・仕方ないことだ』
颯『っ・・・嫌だ！お父さんはずっとそんなことばかり考えていたんだな！医者のくせにっ・・・人一人死んで涙すらでないのか！』
颯『そんな医者になんかなりたくない！』
颯の父親『お前の言う゛そんな医者゛にお前がならなかったらいいだけだ。どの道、跡は継いでもらう』
颯『嫌だ・・・っ絶対に・・・！』
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菜々子 - 面白いです！更新頑張ってください！ (2018年2月4日 19時) (
レス) id: 40878e1210 (このIDを非表示/違反報告)
( ´∀｀)σ)∀`) - お久しぶりです!これからどうなるんでしょう!?楽しみに待ってます! (2018年1月11日 20時) (レス) id: 38770a020e (このIDを非表示/違反報告)
東雲 かな(プロフ) - turuさん» ミスしてました！(><)ありがとうございます！助かりました！ (2018年1月8日 17時) (レス) id: a9612f5640 (このIDを非表示/違反報告)
turu(プロフ) - け、警察官とか警察の寮とかがリアリティあって、世界観に入りやすい作品だったと思います！ あと、人４の登場人物設定がもしかしたらされてないかもしれません… (2018年1月8日 17時) (レス) id: c11f7329cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲 かな | 作成日時：2018年1月7日 18時
