さぁ魔女を殺せ！/救え！【歌い手】

第八夜 ページ10

天月side


天月「それで？姿を変えてまでして、何してるの？」

『それが、いろいろあって、この国の魔法使いたちと一夜を共にすることになったんだ。』

天月「んん？！一夜を共にする？！」

ジール「おい、主？！」




一夜を共にする？！俺今ここ最近で一番驚いたよ？！

俺とluzくんは二人揃って、間抜けな面をしているのだろう。
Aはそんな俺らを見て、くすっと笑みをこぼした。




『大丈夫さ。あいつらには精々バレないように頑張るよ。』

ジール「それ絶対バレるだろ、フラグだろ。」

『ジール？』

ジール「ナンデモナイデス」

『よし。まぁ、こうなったからには、何かしらの情報を取って来るよ。』

天月「うーん…気を付けてね、あの人たち、腐ってもここらじゃ負けなしだからさ。A以外。」

『うむ。僕には一生勝てないよ、彼らは。』

luz「うわぁ、すごい自信…そんなんどっから出てくるん？」




そんなluzくんに彼女は、意地の悪い笑みを浮かべてさも当たり前かのように、こう答えた。




『それは、僕が魔女だから…かな。』

天月「うわぁ、出たよ。Aのキラースマイル。」←

ジール「ネーミングセンス無さすぎねぇか、お前。」

luz「それ言ったら、終わりや。ジールくん。」

『散々な言われようだな、ダサ月。』

天月「俺天月！！」





＃％＃％＃％＃％＃％＃％＃％＃％＃％＃

あんスタの皇帝の裏側 Part2【あんスタ】の続編ができました。

そして、あんスタの短編集の方も順位が付きました…！


よろしければ合わせてどうぞ！！

皇帝の裏側 Part3【あんスタ】
相談室の使い方がおかしい。【あんスタ】【短編集】

第九夜→←第七夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す