怪盗、幸せを感じる。の巻 ページ44
朔間凛月side
俺の目の前には、楽しそうにライブをする兄者の姿があった。
コーギーもいつもよりずっと楽しそうだ。
ふと、隣に誰かの気配を感じた。
『やぁ、凛月。具合はどうかね？』
Aだ。
今日も今日とて、薄く綺麗な笑みを浮かべている。
凛月「具合って…それを聞かれるべきなのはAでしょ〜？」
『ふふ、確かにそうかもしれないのだよ。』
凛月「かも、じゃなくて本当にそうだからね…？」
俺がそう言えば、図星なようで、Aは『うっ…』と小さなうめき声をあげた。
そんな彼女がなんだか可笑しくて、俺は笑みを漏らした。
そんな俺につられて、彼女も小さく笑みを漏らした。
凛月「…なんていうかさ、こんなに騒がしいドリフェスになるなんて思ってなかったなぁ。」
『まぁ、それは僕も思ったのだよ。EveとAdamが入るなんて、予想外だった。』
そう言って彼女は、舞台上にいるUNDEADとEveを見て、苦笑を漏らした。
でも、どこか楽しそうにしているようにも見える。
彼女は『でも』と、否定の言葉を続けた。
『皆が楽しそうで、生き生きしていて、僕は幸せなのだよ。』
そう言って柔らかく微笑むAは世界中のどんな絶景よりも、どんな宝石よりも、ずっと綺麗だった。
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なんと懲りずに新作書き始めました。
今回は歌い手さんの名前をお借りして、魔法の国パロ(？)です。
是非是非！！
さぁ魔女を殺せ!/救え!【歌い手】
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つー(プロフ) - 星矢さん» 了解です(￣^￣ゞ（笑） (2017年8月25日 15時) (
レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» あ、察しちゃいましたか…心の中に秘めておいてくださいww (2017年8月25日 14時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - あ…（察し） (2017年8月25日 14時) (レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» ありがとうございます！！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年8月14日 15時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2017年8月14日 15時) (レス) id: 79098033ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星矢 | 作成日時：2017年8月13日 20時
