怪盗、身体の限界。の巻 ページ33
朔間凛月side
Aが出て行ってから、戻ってこない。
ただ、お手洗いに行くだけだと言っていたのに。
なずな「…遅いな、A…」
レオ「どこか寄り道でもしてんじゃないのか？」
なずな「だと、いいんだけどな…」
俺は、居ても立っても居られなくて、Aを探しに行った。
今が夕方で良かった。
凛月「っ…どこ…どこ行ったのッ、出てきてよ、A…！」
必死だった。
だって、前にAが倒れるところを目撃していたから。
それに、今探しに行かなかったら、Aが遠いところに行ってしまいそうな気がしたから。
凛月「い、ない……ぇ。」
いないと思った矢先、廊下の角から白い小さな手がのぞいているのが見えた。
近くに連れ、周りに赤いものが点々としているのが見える。
濃くなっていく血の匂い。
あぁ、吸血鬼とか、なんて不便な生き物なんだ。
分かってしまうじゃないか、血の匂いで。
凛月「ッA！！」
殆ど人の通らない廊下の影に、彼女は倒れていた。
寝ているのか、気絶しているのか、最悪の場合、死んでいるのか。
Aは全くと言っていいほど動かなかった。
凛月「ぃ、やだ…やだ、よ…A…目を覚ましてよッ…お願い…俺を、っ１人にしないでよッ。」
俺は、涙を流しながら彼女に口づけをした。
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つー(プロフ) - 星矢さん» 了解です(￣^￣ゞ（笑） (2017年8月25日 15時) (
レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» あ、察しちゃいましたか…心の中に秘めておいてくださいww (2017年8月25日 14時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - あ…（察し） (2017年8月25日 14時) (レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» ありがとうございます！！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年8月14日 15時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - 続編おめでとうございます！ (2017年8月14日 15時) (レス) id: 79098033ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星矢 | 作成日時：2017年8月13日 20時
