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怪盗、連れ去られる。の巻 ページ12

逆先夏目side


夏目「姉さん?入るヨ?」




軽くノックをしてから姉さんの返答を待つ。
しかし、一向に返事は返ってこない。

不審に思ったボクは、もう一度ドアをノックした。




夏目「ちょっト、姉さん?いないノ?」




おかしイ。
いつもの姉さんならすぐに返答があるはずダ。
なのに、なんで返ってこなイ?

軽く手を乗せていたドアノブに力を込め、意を決して、ボクはドアを開けた。

そこには…




麗也「あれ?バレちゃった感じ?」

瑞希「バカ!何も言わなければバレねぇよ、黙りやがれ!」

麗也「ちょっと!聞きづてならないんだけど?!僕、あんたよりはバカじゃないから!」

瑞希「んだと?!お前、面出やがれ!」

実「ちょっ、まだ任務終わってないっすよ?!」

あおい「いえ、完了致しましたよ、皆様。」

phantom「「はやっ?!」」




phantomがいた。
机に突っ伏して寝て?いる姉さんを囲むように皆が立っている。
姉さんの手の下の机には、五線譜とデザイン画が散らばっている。

phantomの1人、あおいが姉さんを姫抱きにする。




夏目「ちょっ、姉さんをどうする気なノ?!」

あおい「そうですね。連れ去ります。」←

夏目「あ、そうなノ。じゃなくテ!何当たり前のように言ってんノ?!」

瑞希「だぁぁっ、もううるせぇ!さっさとずらかるぞッ!」

実「りょ!」

麗也「略すな分かりずらい!てか、ミズミズ指示すんな!」

あおい「はぁ…騒々しいですねぇ…それでは、夏目様、失礼いたします。」

夏目「ちょっ、待っテ!待ってヨ!!」




ボクの制止の声なんて一切聞かず、phantomは姉さんを抱えて颯爽と去っていった。

もちろん、怪盗らしく窓から飛び降りて。

怪盗、GPSつけられていた。の巻→←怪盗、曲の依頼を受ける。の巻



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つー(プロフ) - 星矢さん» 了解です( ̄^ ̄ゞ(笑) (2017年8月25日 15時) (レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» あ、察しちゃいましたか…心の中に秘めておいてくださいww (2017年8月25日 14時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - あ…(察し) (2017年8月25日 14時) (レス) id: 7e93439824 (このIDを非表示/違反報告)
星矢(プロフ) - つーさん» ありがとうございます!!これからも頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年8月14日 15時) (レス) id: 83b255e42e (このIDを非表示/違反報告)
つー(プロフ) - 続編おめでとうございます! (2017年8月14日 15時) (レス) id: 79098033ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星矢 | 作成日時:2017年8月13日 20時

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