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??「あ!エミさん……と、お前か」
em「シャオロンさん。こんにちは」
俺の部屋に向かう途中、黄と出会った。
おいおい。顔見て露骨に嫌そうな顔をすんな、流石に心が傷付くぞ。
俺が前に上げた暗いヤマブキ色のニット帽は、いつから被らなくなったのだろうか。
sha「あのな、ちょっと頼みたい事あんねん!」
em「後程でも宜しいですか?今は仕事があるので」
sha「ええやん。此奴なら大丈夫や!」
この野郎……!
煽ってる暇あんなら、仕事しろや。お前の資料もたまにこっちに来るんだよ。
茶に声を掛けようとしたら、彼の方は少し震えていた。
em「……仲間の方をよく邪険に扱えますね」
sha「え?だって、此奴の価値なんて無いで?俺達の仲間殺.した張本人なんやから。
……な?ほら、エミさんにしか頼めんのよ!」
em「シャオロンさん」
彼はにこりと営業スマイルを見せ、少し威圧をかけて口を開いた。
em「この人の価値を決めるのは、貴方ではありません。勿論、私にはありません。決定権は自分自身が持っているんですから。
仲間殺.し?内ゲバしてる方達に言われたくないと思いますよ。そして先程も言った通り、私は仕事中です。他にも手が空いてる人はいらっしゃると思うので、そちらにお声を掛けてはどうですか?」
『エ、エーミー em「さぁAさん、行きましょうか」あ、はい』
茶は怒るとめちゃくちゃ怖いな……現に、黄は言われた事に脳が追いついてないのか、呆然としている。
それに対し、此奴は少しスッキリとした表情。
……なんか、一気にどうでも良くなったぞ。
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夜殺神 - 恋の戦争宣戦布告もみたでー!おもろいなぁ…あと小説の設定の書き方がいまいちわからないんで教えてくれません? (2019年10月24日 1時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - 夜殺神さん» ありがとうございます!!!┏○))ペコリ (2019年10月22日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
夜殺神 - 面白いなぁ…更新頑張ってください……もっかいみてきまぁす (2019年10月17日 16時) (レス) id: c7c69bdb8e (このIDを非表示/違反報告)
來憂(プロフ) - セイカさん» ありがとうございます(*ˇωˇ) (2019年10月2日 20時) (レス) id: 4ee53ee2f1 (このIDを非表示/違反報告)
セイカ - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年10月2日 15時) (レス) id: 517bdcf732 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:來憂 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/seiya02201/
作成日時:2019年9月15日 9時